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[Day 246-252] Green, Green / 作ることと育てること

同僚がグリーンハウス(Greenhouse, プラスチックハウス)の新設現場に連れて行ってくれました。立派。でも年中夏みたいなジャマイカに必要なんだろうか、と疑問を抱きつつ。地域住民グループで利用するために建設されたらしく、この日は住民向けの説明会が行われました。詳しくは本編で。

Greenhouse Project

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ハウスの中はこんなかんじ。「RADA」という農業振興を行う公的機関(Rural Agricultural Development Authority)の職員さんの説明によると、年中温暖というか暑いジャマイカにおけるハウスのメリットとしては、害虫の侵入抑制とそれによる農薬散布の低減、また、雨や強風といった悪天候対策、などがあるそうです。なるほど。

少し気になったのは、熱心にハウスの説明や今後の計画を提案するRADA職員とは対照的に、担い手となる地域住民グループ側があまり積極的に見えなかったこと。話を聞くと、ハウスの建設費用は彼ら住民の負担ではなく、農業団体の支援を受けたものだそうです。住民から要望が全くなかったわけではないのだろうと思いますが、「自分ごと」の意識がまだ乏しいのかもしれません。折角のハウス、上手に活用していってほしいところです。

Planting a Pine

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任地サブラマの県立図書館には、松(Pine)の木が植えられています(写真中央やや左)。これは、鳥取県と配属先のウェストモアランド県との間で姉妹提携が締結されたことを記念して、鳥取県知事がウェストモアランド県を訪問した際に植樹されたものです。3年ちょっと経過していますが、ジャマイカの暑さに負けずスクスク成長しているようです。

ちなみに、鳥取県にはウェストモアランド県知事が来鳥した際に植樹された「コーヒーノキ(Coffea)」が、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」にあります。そちらもちゃんと育っているでしょうか。

Sweet Potato Pudding

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ランチタイムに職場にお菓子を売りにやってくる通称「スイーツ・マン」。この日はポテト・プディング(Sweet Potato Pudding)を買いました。ジャマイカではポピュラーなお菓子の1つです。日本のプリン(Custard Pudding)のようにプルプル&なめらかな食感ではなくて、もっちりどっしりしています。そもそも「プディング」とは、小麦粉や卵や牛乳を加熱して固めた料理の総称で、牛肉や豚肉、野菜を使った料理のプディングもあるのだとか。

さて、肝心のお味は、サツマイモとココナッツの優しい甘さと香りで美味しいです。


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