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Linuxの記憶媒体はどのように管理されているのか

環境構築など行っているときに記憶媒体の用語が多く利用されているが、今まで何となくで聞き流してきたため、今回はその用語を学んでみることにした。覚書です。


パーティションとは

パーティション(partition)は日本語では仕切りを意味する。

WindowsやLinuxなどOS関係なくパーティションは存在し、Windowsで言えばCドライブ・Dドライブなどがそれにあたる。

Windowsではあまり気にしないようだが、Linuxではパーティションを意識することが多い。トラブル回避に役立つためだ。

特に利用されるのはデータ領域とシステム領域を分けるというもの。これでシステム領域でトラブルがあってもデータ領域まで波及することはなくなる。


デバイスとディスク

DeviceとDiskについても触れておく。

デバイス(Device)は物理的な記憶媒体のことを指す。例えば、HDDなど。これを上記で触れたパーティションを使って分割してできた領域のことをディスク(Disk)という。


マウントとは

ディスクを「/」を根とする木構造にくっつける(枝として生やす)ことを指す。

そのため、普段Linuxを利用していても、すべてのマウントされたディスクはディレクトリのように操作可能のため、ディスクを意識することがない。(内部的には別のディスクに保存している)

ただ、ディスクは個別でフォーマットを行えることがディレクトリとの違いといえる。

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