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新潟2歳ステークス 能力評価

主に新馬勝ち馬のレースを振り返って能力評価行っています。チャートは馬の能力10項目スピード、スタミナ、パワー、メンタルを細分化して評価点振っています。そのレースでの圏内のパフォーマンスとして7点を基準とし評価点を完全主観で付けています。指数等の定量的な指標というより、あくまでアナログに採点しています。普段はこれといくつかの指数を組み合わせて能力評価を行っています。

※注)期待度は今後の期待度であり今回のレースに対してではありません。追い切りは新馬戦でのものです。

能力評価

【まとめ表】



8/6 新潟 芝 1600m 良

クリーンエア

パドックはややチャカチャカしていたがバネのある捌きで地面に接地しての反跳があるタイプ。非常に素軽い走りをするし、軽い馬場が合いそうな馬でレース道中も楽々軽々追走していた。内内で逃げ馬の後ろで進路がなく追い出し遅れたがその分脚が溜まっており、外に出して弾けた。馬場もあっていたと思うし、キレるタイプなので新潟芝がビッタリ合った印象はあるが素晴らしい切れ味だったし高く評価したい。



7/22(土) 中京5R 芝 1600m 良

ルクスノア

スタート良く出て掛かり気味だったが抑えて好位。4Fが最速に入りそこから上りの掛かる競馬。勝負所で外回った馬は外にふくれてしまい相手がいなかった。この馬はラチ沿いポケットから順当な競馬で不利もなくスムーズだった。特に強さは感じないしレースレベルも高くなさそう。


7/16(日) 中京5R 芝 1600m 良

エンヤラヴフェイス

追い切りからかなりいい馬に思えていたが、稽古をそのまま実戦できたのはセンス。完成度高そうだし、そつない運びで完勝したがこのレース結構流れていて、逃げ馬が結構飛ばしたのに付いて行ったので苦しかったはず。中盤息が入らない流れをしっかり前捉えきって完勝したのは評価したい。中盤ラップ11.8‐11.7‐11.4‐11.1‐12.0ラストはさすがにタイム落としたが実力差しっかり出たレース。次走新潟2歳とのこと。期待したい。
新馬戦追い切り
エンヤラヴフェイス S
栗東坂路 単走 52.4-38.5-24.9-12.1
動きかなりいい。新馬とは思えないほど纏まりのある動き。手前変えたギアチェンジは迫力があり鋭い。ダート馬ぽいが、おそらくかなり良い馬。勝負できそう。


7/9(日) 中京 芝 1600m 良

メイショウマヌエラ

パドックはかなり良く見えた一頭。高野厩舎で追い切りの時計は地味だったが乗り込んでいたのが良かったか、見栄えは良かった。レースもスピードがあって逃げる形。ジョッキーも言っているがずっと右手前使っていてパトロールを見ると走りは荒々しくまとまりに欠けるが非常に力強い。上のクラスでどうかだが通用してもおかしくはない。


7/8 中京 芝 1400m 良

ジューンテイク

パドックで馬っ気を出しており、割り引いていたがレースでは落ち着き十分に折り合いもスムーズに前に付ける。すごく切れる脚を使うわけではないが、脚元力強くジワジワと伸びる。ジョッキーも鞭を入れずに手ごたえ十分でゴールした。地味だが地力はありそう。 


7/2(日) 中京5R 芝 1600m 良

ルージュスタニング

この馬牝馬ですが馬格があり、490㎏台と大型。スタート決めて好位くらいから進めてスローも折り合う。残り5Fずっと加速ラップでラストまで伸び続けたのは素晴らしい。まだまだ良くなりそうだし期待してみたい馬。


7/1(土)福島5R 芝 1200m 稍重 

シリウスコルト

パドック、追い切りは地味。この馬よく見たら宗像厩舎‐丸田Jのコンビでした。レースはスタートも遅く促して後方待機。内枠で前を見ながらじっとできたのは良かった。馬群も団子になっていて勝負所大外を通す馬が多い中、内からの進路取りは鞍上上手かったし、馬の瞬時の反応もスピード乗りも素晴らしかった。着差以上に完勝で終いの脚は持っているタイプ。


6/24(土)東京 芝 1400m 良

アスコリピチェーノ 

パドックはやや落ち着きがなく物見しており集中がどうかと思いましたが結果は良かった。馬体は首差しは長く馬体も短距離体形というよりマイラーか。体はまだ厚みがあって皮膚皮もう一枚ある。追い切りはそこまで良く見えなかったもののこれから良くなりそう。レースでの素質は素晴らしいものを見せてくれました。特にギアチェンジとトップスピードは良いものがありましたし勝ち切る力がある。ラストはまだ余裕があったし、もう少し距離伸びても溜めれそう。


勝ち馬ではない。または未勝利戦からの馬の追記。☟

8/5 新潟 芝 1800m 良

ゲンヨウサイ

パドックは落ち着いた周回。馬体はあし毛でやや毛艶わかりづらいが腰高で四肢は長めの造り。体幹は割とぼてっとはしているものの筋肉量はそれなり。悪くはないシルエット。踏み込みは浅く、フワッとしていた。
レースでは馬群後方でややぶつけられながらも落ち着き十分。直線も全く進路がなく先団ごった返したところから勝ち馬の後ろで進路を見つけて前が開けてから一気に追った。脚が溜まっていたのもありギアチェンジは鋭く伸びも上々。ここから上澄みがあればだが、馬体等見ても少し足りない印象もある。馬体が締まりも少し筋肉張ってきたらだが、前走からの間隔詰まっているのでどうか。


8/6 新潟 芝 1200m 良

ニシノクラウン

パドックは結構よく見える馬で馬体の締まりもいいし歩様に勢いがある。ただ、やや四肢の出の固さはある。3戦とも馬体見栄えは良いいが、馬体重ちょっとづつ減っている。口向き悪く、操縦性に難があるタイプだがいつも一定のパフォーマンスは出している。新馬戦8着も、終始かなり掛かり通してなおラストに脚を使っていてそれなりに力を示した内容だった。2戦目は距離短縮し短距離。それでも掛かるがラストは脚を使って3着。次いで3戦目は前に行かず後ろで溜めて直線のみで出し切って勝利と徐々にレースぶりに進捗はある。ここは距離延長がやや不安あるが前走内容から中団~少し後ろ目で折り合えれば図太く伸びる脚はある。直線伸びてきてもおかしくはない。穴候補の一頭。


6/10 阪神 芝 1600m 良

ヒヒーン

パドックは、歩様柔らかく四肢の出スムーズ。馬体の柔らかさ目に付くがやや非力な印象でした。シルエットはキレイで馬体のバランも非常に良く映ります。レースでは一完歩大きくバネのある走りをするのでマイルより長くてもいけそうな気はする。レースセンスも良く折り合いも問題なかったし、ラストもまだフラフラしながらもノームチで追ってしっかり伸びたのは高評価。全体的にはもう少し馬体に幅が欲しいし、非力な印象で馬群で揉まれた時はやや不安。


7/30 新潟 芝 1800m 良

ホルトバージ

パドックは胴が詰まり気味で首差しも太く、体形的にはマイラーかそれ以下の距離の馬に見えた。筋肉量はありもう少し締まってくればいいが現状でも初戦よりはまずまず。エンヤラヴフェイスの新馬戦で7着と後方から進めて脚は使っていたが前が止まらない流れで差しは効かなかったのでこれは評価できる負けだった。続く2戦目勝ち上がり。距離延長でしっかり脚溜めて前を射程にいれたポジションから初戦と変わりない上りを使って勝利とパフォーマンスは見せた。ここでは能力的にどうか。


7/8 福島 芝 1800m 

ヴァンヴィーヴ

パドックは初戦はまだ太く、2戦目でかなり締まりパワフル歩様で上昇。馬体は筋肉質でガッチリ体形でレースでは四肢捌きは柔らかさある。ミルコなのでややゲート出負けることが気にかかるが初戦遅れから直線だけの競馬で3着まで図太く押し上げてきたのはかなりの脚力がある。追走やや促しており進み悪い面がありそう。ここからさらに上昇あれば圏内で。


※フルレゾンは未出走のためありません。

以上。
初戦、未勝利戦の能力評価でした。


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