「カケルの婚外恋愛研究所」創刊のお知らせ

こんにちは。婚外恋愛専門家のカケルです。

概要

この度、カケルの婚外恋愛研究所を創刊することをお知らせします。

実験的にブログ形式・不定期更新で始めていきます。(そして突然終わるかもしれません)

テーマは、婚外恋愛や恋愛にまつわることなら何でもありですが、メインは今の所以下のように考えています。

・婚外恋愛の基本的な方法論やお作法
・カケルの考える結婚観・婚外恋愛観
・婚外恋愛の相談
・現代の結婚システムに関する考察
・これらを踏まえて私達はどのように今後振る舞うべきか
etc.

これに至った背景ですが、僕自身の今までと切っても切り離せないので、今回の記事で自己紹介も兼ねてお伝えしていきます。

カケルについて

恋愛プレーヤーの道に踏み込んだきっかけは恋愛工学(週刊金融日記)で、創刊時から読んでいます。

初心者の頃には、藤沢数希さんに非モテコミットな状況で相談したりもしました(今では目を覆いたくなるような内容です)し、その後、今まで多種多様な投稿をしてきました。

・中折れ対策に有効な自己暗示法(週刊金融日記 第108号)
・催眠セックス入門(週刊金融日記 第370号)
・レストラン情報を抽出するGoogle Apps Script(週刊金融日記 第371号)
・クソテスト回答集(週刊金融日記 第377号)
など

最近では以下のようなサービスも制作しました。

サービスの概要は以下のnoteにまとめてあります。

こちらの方は「恋愛活動をITテクノロジーで最大限に効率化し、人生の幸福度を高める」というちょっと別な世界観で展開していますが、「人生の幸福度に大きく影響する恋愛関係をよくする」という意味では、婚外恋愛の研究と同じモチベーションでやっています。

このように、僕はテクノロジーで仕組みをハックすることが得意です。一方、集団の空気を読むのは苦手です。

ちなみに僕はバツイチで、婚外恋愛のトップ選手でもあるケーゴさん(@Kgo_Number10)のシークレットラウンジに所属し、日々研鑽を積んでいます。

創刊の背景

創刊の一番最初のモチベーションは、シンプルに僕の持つ婚外恋愛のノウハウを共有するためです。

世の中には男女ともに婚外恋愛初心者も多く、バレるという事故にあって悲惨な結果に遭った方も少なくないと思います。

この事故は未然に防げるもので、誰もが予防をしたいものです。

かくいう僕自身も大事故を起こしたわけですが、この事故は誰も幸せになりません。

しかし、婚外恋愛をする側もパートナーを不幸にしたいわけではないんですよね。

僕みたいな人をこれ以上増やさないためにも、僕は婚外恋愛のノウハウを世の中に共有しようと思いました。

しかし、それを考えながら、ふと思いました。

そもそもなぜ、婚外恋愛は世の中に認められていないのだろう、と。

そんな疑問から、僕は「結婚」がもたらす影響について色々と考えるようになりました。

その結果、現代日本社会の一夫一妻制、あるいは結婚観が多くの人々を不幸にしているという身も蓋もない結論に至りました。(もちろんこれは傾向の話であり、幸せになる人もいます)

こうして、最近は専ら婚外恋愛の専門家という肩書で活動するようになり、婚外恋愛という考え方、あるいはポリアモリーやポリガミーが認められる社会を実現しようと考えるようになったのです。

パートナーを生涯変更不可能というのは、本来の人間の生物学的な構造から言って、かなり歪んでいる状態です。

そんな不自然な状態で人が幸せになれるはずがありません。

人間という動物は他の動物と違って、フィクションを創り出し、信じるという特殊能力があります。

これはいい方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあります。

そして、現代日本人が信仰している「結婚」は、言うまでもなく悪い方向に働いています。

三組に一組が離婚し(中国に至っては二組に一組です)、一緒にいることを諦めている現状があるのにも関わらず、離婚が体裁の悪いことだと考え、一生を1人のパートナーに添い遂げることを美徳とする考えは、どう考えても破綻しています。

僕はこの考え方を変えたい。そして、一人ひとりがもっと色んな幸せの在り方を選ぶことが許容される社会にしたい。

最近ではようやくLGBTの存在自体が認められるようになり、同性婚を可能にする動きも出てきました。

しかし、なぜ一夫多妻制や一妻多夫制、ポリアモリー(1:nの恋愛)はいけないままなのでしょうか?

この問いに論理的な帰結を与えられる人は1人もいません。

なぜなら、これらはすべて個人の価値観や嗜好性の問題であり、それらの諸問題と対等だからです。

人は誰もが知らずしらずのうちに、環境に洗脳されます。たとえそれが、自分が本来は望んでいない考え方であっても。

その呪縛から解き放たれたとき、人は初めて幸せになれると思っています。

僕は中学生の頃、好きな女の子が5人ぐらいいました。そして悩みました。

僕は頭がおかしいんじゃないかと。

誰が一番とかはなくて、それぞれにいいところがあって、それぞれが可愛い。

それぞれの良さがあって、それぞれが素敵でした。

そして時を同じくして、とある僕の友人が、自分には好きな女の子が10人いるということを正直にみんなの前で話しました。

翌日には、彼は「10股」というあだ名で呼ばれ、いじめられていました。

僕はそんな彼を見て、「これは社会的に言ってはいけないことなのだ」と学びました。

僕はその想いは秘めたまま、しかしその嗜好性は変わることなく、そのまま大人になりました。

そして大人になって、あるとき恋愛工学に出会い、人生が変わりました。

世の中には、複数の人と交際する人がいることを初めて知りました。

「俺たちはそれぞれの女の子を幸せにしている。世の中にとっていいことをしているんだ。つまらない男とつまらない時間を過ごすのと、俺たちと楽しい時間を過ごすのとどっちがいいか?後者に決まっているだろう」

藤沢数希さんのメルマガに書かれていたのはそんな内容だったと思います。

もちろん、たくさんの女性とセックスをしたいという男性のポジショントークはあったと思いますが、それでも僕は今まで自分が抱えてきた、人とは違う嗜好性(本来は少なくとも男性は遺伝子の設計上皆こっちよりのはずですが)を認めてもらった気持ちになりました。

ああ、僕は色んな人を愛してもいいんだと。

友愛や家族愛では、愛する人数が多くても認められるし、素晴らしいと言われるのに、なぜ恋愛だけそうじゃないのか、ずっと理解できませんでした。

本当は、複数人を愛する恋愛も同じように素敵なことだったのです。

少なくとも僕の価値観では、愛する人がたくさんいることは幸せで、素敵なことです。

こうして、僕はモノガミー(1:1の恋愛)の呪縛から自らを解放することに成功しました。少なくとも僕はその結果幸せを感じています。

僕と同じように、婚外恋愛やポリアモリーによって幸せになれる人はたくさんいます。僕はその人たちにも同じように呪縛から解き放たれて欲しい。

婚外恋愛という考え方、あるいはポリアモリーやポリガミーが認められる社会にするには、途方も無い時間がかかると思いますし、それまではこうした話を公の場ではしづらいでしょう。

しかし、誰かが社会に啓蒙していかなければ、一生そのときは訪れません。

僕はその活動に貢献するべく、本研究所を開設・創刊します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?