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【日記】ロボットモノのアニメはスキですか?/機動警察パトレイバー編

(全1,988文字)
昔のアニメを振り返り、かけうどんが子供の頃や青年時代に好きだった作品をご紹介したいと思います。

さすがに何十年も経過しているので、もし勘違いや間違いがあったらすみません😅

文章生成AIは不使用です。詳しい情報はWeb上に親切で丁寧なまとめサイトがあるかと思いますので、あまり細かい説明などは省きつつ、個人的に思う作品の魅力や感想などをメインに書きます。



1.機動警察パトレイバー

(1)概要

1988年に最初の作品がOVA(オリジナルビデオアニメ)でリリースされました。アニメ作品がテレビだけのものではなくなり始めた初期の頃の代表作ですね。

作品製作当時の『近未来』である2000年前後の世界を描いているため、現実とは少し異なる時間軸や技術的描写があったりします。(そこはご愛嬌)

後に週刊サンデーに漫画が連載されたり、テレビアニメ化や映画化もしました。ロボットアニメとしては珍しく、スポンサーが玩具メーカーではない、富士フィルムと言う珍しいパターンでした。(その影響もあってか、スポンサーの顔色を気にせずに自由に創れたのだとか…)

(2)設定など

○東京沖で大規模地震が発生し、首都圏の深刻な震災被害の復興事業として『バビロンプロジェクト』が提案

○川崎~木更津間に大規模な防潮堤の建設、埋立て地拡張による深刻な土地不足問題の解消、首都圏内で発生した大量の瓦礫の撤去と、一度で三度美味しい復興計画

○震災復興のため経済は首都圏に集中。大規模な土木開拓事業に伴い、建設機械や人員も増加

○なぜかバブル経済は弾けていないことになっていて、好景気が継続している。バビロンプロジェクトに対する環境破壊反対派によって環境テロなどが頻発していたりもする。

○通常の建築機械の他に、人の機能拡張的な役割として社会に浸透しつつあったレイバーという人型特殊車輌も大きく市場を広げていて、バビロンプロジェクトの影響で首都圏に大量のレイバーが存在している。

○レイバーは大きな人の形をした機械なので、犯罪やテロに悪用されることもあり、警視庁内にレイバー犯罪対策のため専門の部署『特車2科』(主人公が所属する部署)が新設される。

○物語は特車2科の若者と、新規導入された98式AV(アドバンスド・ビークルの略)『イングラム』(主人公はこれにアルフォンスと命名)を中心に展開

○従来のロボットアニメと異なり、洗濯機やテレビ、冷蔵庫、(今ならスマホなど)身近な存在である文明的利器と同じ領域にロボットが存在している感覚で描かれている。

○レイバーは車両と言う位置付け。ナンバープレートがついていたり、操縦には教習所に通う必要があったり、建築現場では油圧ショベルカーと同じように普通に使われているような世界観として描かれている。

○現実と異なる部分として、ソ連が崩壊しておらず冷戦構造が継続している。通信機器の開発年代がちょっとずれてたりなど、時間が経過している今になって見ると少し『ん?』と思うところはあるかも知れない。

2.感想など

ロボット

現代を生きる人々の生活の中に、ごく普通にロボットが溶け込んでいます。なので、よくあるロボットアニメとは違って、主役キャラやメカに非常に親近感が沸きます。

キャラ

ロボットと同様、キャラも親近感がわく人たちが多い。

主人公の泉ノアはアニメ主人公にしては決して超美人ではなく、髪型もショート。良い意味で『どこにでもいそうな感じ』がまた良かったのかも。自分が歳をとったのもあって、今見ると可愛いと思う(笑)

個人的には『俺に銃を撃たせろ!』が口癖の太田が良い味出してました。

実際にそんなお巡りさんいたらちょっと怖いかもですが、そこはさすがにアニメと言うことで(笑)

マルチ展開の先駆け

今はテレビアニメが後にゲーム化したり、映画化したり、関連商品が販売されるのって、ごく普通のことだと思いますが、従前はテレビで放送されたアニメの玩具が子供向けに販売されていた程度で、機動戦士ガンダムがプラモデル市場を新たに開拓したくらいでした。
それを考えると、80年代後半に登場したOVA作品には、その後のアニメ関連業界のビジネス形態に影響を与えた作品は少なくなかったと思います。

3.最後に

現在は、重量物の運搬やら建築現場などでは重機を用いた方がコスパは良いのかも知れませんが、人型ロボットの性能や生産性、安全性、作業効率などがコストと見合うようになれば、このようなロボットが実現してもおかしくはないのかな?と思います。

宇宙開発が近く本格化すれば、宇宙空間こそ、人の存在を拒絶する危険で過酷な環境なのは間違いないですから、このような作業用ロボットの出番はたくさんあるでしょう。人の機能拡張的な役割としてのロボットの実用化って、実はもうそこまで来ているのかも知れません。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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