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【アニメ】ロボットモノのアニメはスキですか?/機動戦士Zガンダム編(第1弾)

(全3,333文字)
皆さま、おはようございます。
日替わり投稿記事、金曜日は『アニメの日』です。

本シリーズ記事ですが、昔懐かしいロボットアニメに焦点をあてて、私が個人的に好きだったタイトルを好きにチョイスし続けてきました。

『Zガンダム』だけは、いつぶっ込もうかと、迷いに迷いに迷いに迷って、ずっと寝かせっぱなしになっていました。

なぜなら、中途半端な記事にはできないから。

目に見えない、物凄いプレッシャーがアクシズあたりから飛んできてるんですよ。きっと。

前置きはこの辺にして、そろそろ本題へ。

(こんな動画見つけました)

1.概要

有名すぎるガンダムシリーズの中でも人気の高いアニメですので、説明は必要ないかなと思うのですが…。世代によっては、Zガンダムそのものを知らない方もおられるかも。初見の方向けに少し丸めて書きますね。

○日本サンライズが制作したガンダムシリーズのテレビアニメ。テレビ朝日系列で1985年(昭和60年)3月から、1986年(昭和61年)2月まで放送されたアニメで、毎週土曜日夕方5時30分から6時の時間帯で全50話放送。

○ファーストガンダムの7年後を舞台に、『グリプス戦役』と呼ばれる大きな戦争の一部を描く物語です。(初代ガンダムが宇宙世紀0079年、ゼータガンダムは宇宙世紀0087年)

○宇宙移民(スペースノイド)と、地球人(アースノイド)の対立と言う物語の軸そのものは踏襲していますが、ファーストガンダムで戦争に敗北したジオン公国は共和国体制になっていて、本作品では『エゥーゴ/反地球連邦組織』対『ティターンズ/ジオン残党狩りのために作られたエリート組織』という地球連邦政府内の組織抗争を描いています。物語終盤にかけて、旧ジオン残党の『アクシズ』が混じって三つ巴戦争に。

○初代ガンダムの人気キャラ、シャア・アズナブルが、クワトロ・バジーナと偽名を使ってエゥーゴに潜入。物語の終始を通じて活躍します。シャアのファンにはたまらない作品です。主人公は14歳の少年カミーユ・ビダンと言う少年ですが、ある意味この物語のもう一人の主人公はクワトロ(シャア)なんじゃないかと私は思っています。

○個性的MSが多数登場。この作品の最大の魅力はTMS(可変型モビルスーツ)です。主人公メカのゼータガンダムだけでなく、飛行形態やモビルアーマー形態に変形するMSが多数出てきます。また、初代ガンダムの時のMSがだいたい17~18m級の機体サイズだったのに比べ、この時代から機体サイズが大型化していきます。(後のZZでは恐竜の進化的に肥大化)

2.あらすじ

(1)序盤~中盤(地球におりるまで)

軍属の子であるカミーユは、エゥーゴとティターンズの戦いに巻き込まれ、そのドサクサに紛れて親が設計したガンダムMk2をパクります。

たまたま出くわしたクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)に導かれるようにエゥーゴに参加することになるカミーユ。彼が行きついたエゥーゴの新鋭艦『アーガマ』で、多くの活躍をすることになりますが…。ティターンズの策略で両親は戦闘の最中4んでしまいます。

なんとか気を持ち直して戦い続けるカミーユですが、ストーリー全般を通じての宿敵となるティターンズのパイロット、ジェリド・メサ中尉に追い回されます。そりゃ、ガンダムMk2を奪われ、惚れた女、ライラまでカミーユに56されてしまい、その後も行く先々で負け続ける訳ですから恨まれても仕方ないんですが。

結果は、ほぼカミーユが勝ちます。

宇宙での戦いが激化して行く中、舞台は地球へ。

(2)中盤(地上編)

大気圏突入ミッションを何とかこなし、地球連邦軍本部ジャブローに降下するエゥーゴのモビルスーツ部隊ですが、ジャブローは『引っ越し』の真っ最中。襲来するエゥーゴ主力部隊を地下に埋めた核爆弾ごと吹っ飛ばすという、地球の汚染もいとわないデタラメな作戦とも言えない作戦が実行されようとしていました。

命からがら逃げ伸びるカミーユとクワトロ、他のメンバーたち。(ジェリドも何とか逃げ延びます。)

地球でのエゥーゴの協力組織『カラバ』の支援もあり、カミーユたちはニュー香港へ。やまないティターンズの追撃。連続する戦いの中、カミーユは香港で、運命の少女と出会います。

ティターンズの非人道的な人体実験によって人工的なニュータイプとして生み出された、フォウ・ムラサメ(研究所で四番目の被験者だったからNo4と命名)との出会いは、カミーユの成長を大きく促します。最終的にフォウは戦いの中でカミーユをかばい、キリマンジャロ基地の戦闘で亡き人となってしまいます…。

1年戦争の英雄、アムロとクワトロ(シャア)の再会などもあり、クワトロとカミーユはアムロの助けを受けてシャトルで再び宇宙に上がります。

そして戦いの場は再び宇宙へ。

(3)中盤~終盤(宇宙編)

木星帰りの男、パプテマス・シロッコによってティターンズの指導者ジャミトフが暗殺され、ティターンズの実権は実質シロッコの手中に落ちます。

エゥーゴは善戦していましたが、勢力比はティターンズが圧倒的に有利な状況。そんなとこに、ジオンの残党『アクシズ』が地球圏に帰還します。

戦力比をひっくり返したいエゥーゴは苦肉の策で一時的にアクシズと協力し、ティターンズとの共闘に臨みます。

【ラストバトル】
アクシズとエゥーゴの関係が長く続くはずもなく、結局は三つ巴の泥沼に…。シロッコが乗る大型MS『ジ・オ』と、アクシズの摂政ハマーン・カーンが乗るNT専用MS『キュベレイ』。激しい戦闘の末、クワトロの乗る百式は満身創痍の状態で宇宙を漂う残骸のみが描写されるラストシーン…。

Zガンダムのバイオセンサーが最大出力で作動し、それまでにこの世を去った登場人物たちが総力でカミーユの身体に集まってきて、最後はカミーユとZガンダムがシロッコを倒しますが…。

「自分一人では4なない、貴様の心も連れて行く」と言い残したシロッコのセリフ通り、カミーユは4ななかったものの、精神崩壊して廃人となってしまいます。

かなりショッキングなラストシーンでしたが、後にリメイクされた劇場版での新しい描写ではカミーユは精神崩壊せず、ガールフレンドのファ・ユイリィと仲睦まじくハッピーエンドを迎えています。

3.登場人物などなど

(1)ファーストガンダムのキャラ

初代ガンダムの登場人物の多くが本作品にも再登場するシーンがあります。その中でも最多登場は、ある意味”もう一人の主人公”でもあるシャアなのですが…。よくよく考えると、ブライトさんってUCガンダムシリーズ全作品に皆勤賞なんですよね(笑)

(2)ハマーン・カーン

小惑星アクシズの指導者にして、正当なザビ家後継者のミネバ・ザビの後見人として、実質ネオ・ジオンの首領にあたる人物。(榊原良子さんの声、私のストライクゾーンど真ん中で大好きでした)

「ハマーンは可哀想な女だ!」シロッコとの決戦でカミーユが叫んだセリフが未だに忘れられません。ララァの代わりにはならなかったにしても、ちゃんと愛してやれよ、シャア…。カケウドン少年はこのセリフを何度心の中でつぶやいたことでしょう。

(3)パプテマス・シロッコ

「こいつ単なる女たらしやろ!」当時中学生だった私はしきりにこんなことを言ってた記憶があります。ことあるごとに、「私は何でもお見通しなのだよ」みたいな視線と自信たっぷりな物言いがどうしても好きになれませんでしたが…。

年齢を重ねた今だから分かることもあります。このような男性に魅かれる女性は少なくないのかなと。なぜなら、『きちんと愛してくれる』だろうから。レコアはそんなところにハマったのかも知れませんね。

4.最後に…

今回は軽めに、全体をまとめる感じで書きました。あれも書きたい、ここも書きたいと悩んでても、いつまでたっても記事を公開できずに下書きで眠らせておくことになってしまいますので。

機会があれば、第2弾、第3弾と、Zガンダムの記事は今後も少しづつ、どこかにフォーカスをあてて書いてみたいなと思っています。

過去のアニメ関連記事はこちらのマガジンに収録しております。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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