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【アニメ】SYNDUALITYnoir/シンデュアリティ ノワール(第2クールまとめ)

(全4,444字)
アニメ『SYNDUALITY noir』の第2クール(第13話~第24話)のおまとめ記事です。

残念ながら第2クールを丸っと見逃した方、そもそも第1クールから見てない方、ご安心ください。4月8日から再放送が決定しています。(詳しくは公式HPを参照)

興味はあったけどつい見逃してしまった方、そもそもこのアニメを知らなかった方、たまたまこの記事を開いて下さった方。1人でも多くの方に本作品を知って頂けたらと思い、第1クールのまとめ記事にならい、第2クールのまとめ記事も作成してみました。

本記事は『各話リスト』各回の概要を短くまとめたものを収録しております。作品の概要などは、第1クールおまとめ記事に簡単に収録していますので、そちらもあわせてご覧ください。

説明上どうしてもネタバレが避けられない部分もあるため、ネタバレが見たくない方は、ブラウザを閉じてください。

【概要】
未来の荒廃した地球でたくましく生きる若者たちの冒険ストーリー。
描写がリアルかつストリー展開のテンポも良いロボットもの。
綺麗、可愛い、カッコいい、個性的なキャラクター。
見所がたくさんあって、見てて楽しいです。

アニメ「SYNDUALITY noir」PV/YouTube

これってどんなアニメなの?約1分半で雰囲気がわかります。


SYNDUALITY noir アニメ感想日記マガジン

第1話から第24まで、全ての感想記事はこちらのマガジンにまとめています。本作品に関連する『かけうどん描きおろしイラスト』もこちらに収録しています。

公式サイト

最新情報はこちらから。専門用語などが比較的多いアニメなので、一度公式のキーワードのページをさらっと読んでおくと作品をより楽しめるかと思います。



各話リスト

TVで放送済の第2クール、第13話~第24話の概要です。

第13話「Duble cast」

激しい戦闘シーンなどはなく、ミステル登場にまつわる謎解きや、第2クールの全体的な展開に深く係わるであろう、伏線に関連するエピソードがメイン。ノワールは出番は少ないですが戻ってきます。ミステルの過去が少し分かる描写あり。約20年眠っていた間の人類の足取りを見て、ミステルは『今の時代』に理解を示します。

第14話「Mysterious journey」

ミステルは元マスター、パスカルとの旅の途中、たまたまイストワールのネットワークにアクセスしたことがあり、目指す目標が宇宙空間に存在していると説明。ミステルはイストワールに行くためにカナタをハードトレーニングで精神的・肉体的に鍛える。カナタもそれに懸命に耐え、ミステルから一目置かれる。そして、イストワールを目指すため、旧文明のレーダー施設があるカルタゴ探索へ。

第15話「Duel of Fates」

カルタゴに着いたカナタたちは旧文明のレーダーを再起動、上空2,500m付近にイストワールらしき反応があり、そこから発せられる『謎の信号データ』をミステルがダウンロードします。そこへ突如現れる黒仮面のギルボウ。ノワールを差し出せと要求する黒仮面と拒否するカナタ。決着は決闘でつけることに。黒仮面の行動に不満があるヴァイスハイトはコフィン部隊を投入。ノワールを奪わせようとします。エリーの協力、トキオの来援もあってカナタはピンチを脱します。

第16話「Noir Rain」

ミステル内部で対話するノワールとミステル。ミステルの内部で進行している『自己修復』が完了すると同時に、ノワールの存在が消去されてしまうことが判明。ノワールは今までのお礼にとカナタに手料理をふるまおうと健気に努力するのですが、最終的にその時は訪れます。徐々に外見モードがミステルに戻ってゆくなか、ノワールは「私は…消えたくない…」と自分の本心をカナタに伝えます。

第17話「Greyish zone」

機能停止したノワール/ミステルを再起動するには、もう一体のゼロ型メイガスのボディが必要と言うことが判明する。カナタはシエルとともにゼロ型メイガスのボディを求めて旧アメイジアがあった遺跡を探索しに向かう。アメイジア内部を探索するカナタにマハト/ギルボウが急襲する。カナタはノワールの状況を説明するも、マハトはノワールを差し出せと要求。ヴァイスハイトに命令されたトキオが参戦し、カナタは敗北。カナタは機体を捨てて脱出を試みるが、最後はスパイだったシエルに裏切られる。

第18話「Beyond the sky」

ヴァイスハイトの真の目的は『メイガスなき世界の構築』。トキオはカナタを上手く脱出させ、ヴァイスハイトをイストワールには絶対近づけないと誓う。カナタ抹殺を命じられたシエルは、その命令を実行できず、最後はヴァイスハイトの計略で初期化されてしまう。しかし、ヴァイスハイトの企て(=再起動直後にカナタを抹殺する予定だった)は実行されず、シエルは眠ったまま。カナタが必要としていたゼロ型メイガスの身体を、自らが犠牲になることで差し出すことに。

第19話「Body double」

シエルは、メイガスとしての事実上の『4』を受け入れることで、自らの身体を差し出しました。時間的猶予はなく、ミステルの中にいるノワールとミステル、2人の人格をすぐにでも分けなければ、二人とも失ってしまう危険性すらある。カナタはシエルの『4』を受け入れることでノワール/ミステルを助けると言う選びきれない選択を迫られることに。

第20話「Their narratives」

シエルのボディに精神が移植されたノワール。その施術が完了すると同時にミステルの中にある、彼女の元マスター『パスカル』のメモリーデータが再生される。そこには、ノワール誕生のいきさつや、アメイジア崩壊以前のこと、イストワールとの初アクセス、パスカルの最期にいたるまでの記憶がつづられていた。一方、人類の復権を目指しイストワールの掌握を目指すイデアールでは、トキオ、マハト、ヴァイスハイトの少年時代の回想シーンが、マハトとシュネーの契約を軸に展開されます。

第21話「Your Song」

シエルの身体に入ってるノワールは釈然としないままロックタウンをさまよい、シエルのファンと言う少女との出会いがきっかけで、ステージに上がって歌いたいと申し出ます。ロックタウンに戻ったトキオとカナタは仲直り(もともとケンカはしてませんが)。トキオのMCや、マイケル、エリーたちアヴァンチュールのメンバー、クラウディア、フラムたちの協力もあってノワールはステージへ。最初は殆どいなかった観客。ノワールが歌い出すと、ロックタウンの住人たちがイベント会場に続々と集まってきて大盛況。
ラストの曲、歌うノワールの横にはシエルの姿が。二人の歌声がシンクロし、観客たちを魅了します。『ありがとうシエル。私はカナタのそばにいます。』シエルにお礼の言葉を心の中で呟くノワール。

第22話「Gravity coffin」

完成したマリアのロケットでイデアールを目指すカナタたち。ブラックボックス持ちメイガスと復元されたロケットの奪取を命ずるヴァイスハイト。マハト指揮の下、飛行型キャリアが飛び立ち、マリアのベース近くに建設された臨時のマスドライバー打ち上げ施設へ攻撃を開始します。カナタやエリー、マイケル以下アヴァンチュールのメンバー、クラウディアたちはイデアールを迎え撃つ。そこに謎の超高速飛行物体が接近、ヴァイスハイトのクレイドルコフィンが一挙に管制塔へ突入し、ミステルを拘束、ロケットも奪われます。ヴァイスハイトは部下たちを見捨て、自分だけがロケットに乗り込み、ミステルをモノのように扱いつつ宇宙へ飛び立ちます。

第23話「over the limit」

イストワール内部に進入するトキオ、マハト、カナタの3人。その前に立ちはだかるヴァイスハイト。異次元の強さを誇るヴァイスハイトとノア・ゲームチェンジャー。しかし、3人の猛攻の前に徐々におされ始めます。

イストワールにヴァイスハイトが命令し、地球全体に対して怪しい波動が放たれ、地球上に存在している全てのメイガスたちが次々と機能停止に。

イストワール内部で戦っていたムートン、シュネーも同様に機能停止に陥り、戦闘力を奪われます。勝ち誇るヴァイスハイトの不適な笑みを砕く一発の銃声。突然、引きちぎられるノア・ゲームチェンジャーの触手。

『ノワール、君は大丈夫なのか!?』

『いいえ、全身が震えています。でも、あの人だけは許せません…』

珍しく感情を露に、ヴァイスハイトを睨み付けるノワール。

第24話「My name is... Noir / Drifters again」

ヴァイスハイトのオーダーを受け、イストワールが放った電磁波の影響で全てのメイガスが活動停止になる中、なぜか起動状態のノワール。カナタはミステル奪還を諦めず、ついに覚醒したミステルがカナタの元へ。ノワールとミステルのダブルメイガススキルが発動し、ヴァイスハイトは倒されます。
戦闘の影響でダメージを負ったイストワールは崩落しはじめ、ミステルはイストワールの管理者として留まることを選択。カナタ、トキオ、マハトたちを地球への降下カプセルまで誘導します。

『必ず迎えに来るから待っててくれ!』

カナタの言葉に、ミステルは初めて、カナタとノワールを名前で呼びます。

トキオは気ままに旅へ。マハトは地上人類復権の活動を開始。そしてカナタは、ノワールとともに再びイストワールへと赴くため、遺跡を発掘して回っているシーンでエンディング。

最後に…

本当に面白いアニメって、観てる時間を忘れてしまうような作品ではないかなと個人的には思います。そして、この作品は、間違いなくその一つだと思います。とにかく30分が過ぎるのが速い(笑)

第1クールの総括でも書きましたが、製作者側は、現代版ザブングルを意識されていたとのことですが、今風にアレンジされた数々の要素が程よくミキシングされ、それでいて『うるさくない』よう、絶妙にバランスがとられているようにも思います。料理に例えるのも何ですが、美味しい所ばかりをただ集めてきて盛りまくっても、それはそれで味がバカになってしまいますが、そんな雑多な足し算だけで作られている作品では決してありません。

そこは、今回、第2クールをまとめてみて改めて感じました。

もし、このアニメが昔のロボットアニメのように1年間、全数十話のボリュームでつくられていたら…想像しただけで胸が熱い(笑)まあ、今のご時世、なかなかそれは難しいかもですが…。

とにかくロボットアニメ氷河期の中にあって、最高のロボットアニメ作品を本当にありがとうございました。と心から言いたいです。


次に、また、ロボットアニメに心躍らせる機会は来るのでしょうか。


私は現実になると信じます。


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

メイガスはいつもあなたのそばに。

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