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横浜FC外国人選手図鑑(2014〜)

初めてのnoteです。僕が横浜FCを見始めたのは14年からなので、かなり最近の選手だけにはなりますが、

こちらの方々などに便乗して。

DF フェリペ(2014〜2015.7)

194cmの左利きCBというロマンの塊のようなブラジル人選手。デビュー戦の湘南戦で見たときはものすごい威力の左足でボールを場外に蹴っ飛ばしてたことしか覚えてない。リーグ戦出場は3試合で15年の夏にレンタルに出され、そのままお別れ。粗削りにも程があった。

DF ドウグラス(2014)

在籍は1年のみだったが38試合に出場しディフェンスラインを支えた。ホーム山形戦の決勝ゴールをアシストしたロングパスは見事でした。ウチに来る前は甲府でもプレーしていた。

FW ホナウド(2014)

ロナウドじゃないよ、ホナウドだよ。ポルトガル語の発音に寄せてこの登録名に。コリンチャンスの下部組織出身という肩書きで加入したが12試合1得点。プレーの記憶はぜんぜんないです。ブラジルにレンタルで出されたあと、ボタフォゴが1部復帰を決めた試合でゴールしてたらしい。

FW パク ソンホ(2014)

この年レンタルで栃木に移籍していた大久保哲哉の穴埋めとして獲得した193cmの長身韓国人FW。わりと試合には出ていた(31試合)も3ゴールに終わり目立ったインパクトは残せず1年で退団。調べてたら巻誠一郎を殴って出場停止とか書いてあったが全く記憶にない。

MF ナ ソンス(2014〜2017.3)

ぶっちぎれ、ぶちかませ、なーなーなー、なーそんすー…チャントがノリよくて好きでした。その歌詞の通りドリブルが得意な選手。高卒ルーキーで加入し、怪我を繰り返しながらも若い選手ということもあってクラブもかなり我慢して育てようとしたもののなかなか芽は出ず、17年の開幕後すぐに当時J3の鹿児島ユナイテッドFCにレンタル。レンタル加入ながら10番を背負ったりして、いよいよ覚醒かと思ったが出場は14試合にとどまり、そのあと韓国に帰った。もう少し身体を大きくして当たり負けしないようになればもっと活躍できたかもしれない。

MF アン ヨンハ(2014〜2016)

魂の男。夏に怒涛の8連敗を喫し、残留争いの渦中にいた15年はシーズン終盤に怪我から復帰すると、持ち前の球際の強さで中盤の守備を支えた。第40節のホーム大分戦では自らのゴールで残留を勝ち取り、涙を流した。彼の姿勢や思いは確実に若い選手たちにも引き継がれている。

DF パク テホン(2011〜2013,2015)

最初の所属時は見てないからよくわからないが、15年は野上結貴(現広島)とCBコンビでレギュラーを張った(この年のCBは他に大卒ルーキー楠元秀真と森本良くらいしかいなかったという事情はあるが)。足元はそうでもなかったがガタイが良く空中戦とかはわりと良かった気がする。というかCBの編成どうなってるんだ。

MF ペ フミン(2013,2015)

記憶がない。それもそのはず、13年の1試合しか出場がないのだ。何かでもらった15年の番号入りタオルマフラーがこの人だったことだけは覚えてる。

MF ロク シュトラウス(2015.8〜2016)

8連敗真っ只中の夏に同郷のミロシュ・ラス監督の縁でスロベニアからやってきたMF。たぶん当時のサポはみんなFWを獲れと思ってたのではなかろうか(この時チームにいるFWは大久保哲哉、黒津勝、三浦知良だけだった。ヤバい)。ボランチ、サイドハーフ、セカンドトップなど様々なポジションで起用されたものの、どこが一番活きるのかわからないまま退団。試合中にも関わらずサポーターのコールに応えるなどとてもいい人だった。

DF デニス ハリロヴィッチ(2016〜2016.7)

スロベニア人CB。この人に加え野上結貴、西河翔吾、大﨑玲央、楠元秀真、藤井悠太とCBはかなり数が揃い今年は安泰!と思っていた、そんな時期が僕にもありました。わりといい選手ではあったと思うが、彼を呼んだであろうミロシュ・ルス監督が去ると使われなくなり、夏に双方合意のもと契約解除して帰国してしまった。野上もこの年の夏に広島に引き抜かれ、西河と大﨑という足元が予測不可能Driving!な2人でシーズンを乗り切るハメになった。本人にとっては不本意なことが多かったと思うが、横浜FCの練習着を未だに持ってるというのはすごい。

MF グエン トゥアン アイン(2016)

「ベトナムのピルロ」という二つ名を引っさげてやってきたベトナム代表のホープ。横浜FCでの公式戦デビューとなった天皇杯1回戦はJFAのYouTubeチャンネルで配信されたのだが、これにベトナムのファンが殺到してあえなく鯖落ち。復活したあとはやたらプレーが切れるたびアインがアップになるなど、母国での人気はかなりのもの。フィジカルの弱さがネックとなりなかなかリーグ戦での出番は回ってこなかったが、天皇杯では3回戦の長野戦で決勝ゴール(本人曰く「初めてのヘディングでのゴール」だったらしい)。このまま行けば化けるかもしれないと思ったが、1年でレンタル満了によりベトナムに戻ってしまった。最近あまりニュースを聞かないが、ベトナムリーグで2度優勝経験のあるホアン・アイン・ザライFCにいるよう。元気にしているのだろうか。

FW イバ(2016〜)

我らがエースストライカー。核となるCFの不在に悩まされ続けたチームの救世主となった。16年のシーズン序盤、中国チームの「爆買い」補強の煽りを受けて外国人枠からあぶれた所を獲ってきた。最初はフィットしなかったが、夏ごろから得点を量産。翌17年は25ゴールで得点王にも輝いた。マリノスにいたウーゴ・ヴィエイラと仲がいいのか、一緒にサッカーゲームをしている姿をインスタに上げたりしていた。2回くらいInstagramのアカウントを乗っ取られている。もうちょい気をつけてほしい。

MF ジョン チュングン(2017〜2018.7)

フランスのFCナントのセカンドチームでプレーしていた韓国人MF。身体の強さ、一瞬の加速力が素晴らしく、ゴリゴリ抜いていくタイプのドリブルがある。加入前は謎の多い選手だったがニューイヤーカップで鮮烈なデビューを飾り、17年は7ゴール5アシストの活躍。ただ、18年途中から中田仁司監督が3バックを採用したことで適正ポジションがなくなり、夏に岡山にレンタルされてオフには町田へ完全移籍。イバと仲がよく、今季横浜FCと対戦した時は2人でユニホームを交換していた。もっとウチで見たかった選手でした。

DF カルフィン ヨン ア ピン(2017〜)

清水、町田に次ぐJリーグ3チーム目の所属に。フィジカルの強さは抜群でチームの守備を支え、2006年のトゥイードから続く有能外国人CBの系譜を継いだ格好に。3バックで左ストッパーをやるとめっちゃオーバーラップして攻撃のアクセントに。ゴールパフォーマンスは「かめはめ波」だがチャントはタイガーマスク。

かめはめ波

MF レアンドロ ドミンゲス(2017.7〜)

J1のMVPも経験したニーヤン。加入決定当初はチームのインタビュー動画でめっちゃ腹が出てるなどコンディションが心配されたが、確かな技術でチームの攻撃を操り、自らもスーパーミドルをぶち込むなど超J2級の個の力を発揮。しかし加入2年半でイエロー10枚は多すぎる。17年はシーズン途中の加入なのに19試合でイエロー4枚もらっているし。とりあえず異議の警告はやめていただきたいところ。大切なのはSELF CONTROL!!

太り過ぎ

DF ペ スンジン(2007.5〜2008,2012〜2013,2018)

3度横浜FCに加入したCB。空中戦に強く、ヨンアピンとのコンビは互いの弱点をうまく補い合っていた。常に一定以上のパフォーマンスを見せてくれるとても計算できる選手であった。今は韓国の慶南FCにいて、ACLでも見られるかなと思っていたが出番を得られていない模様。

顔から漂ういい人オーラ

MF ブルーノ メネゲウ(2018.8〜12)

セレッソでは10番を背負いわりと活躍していた気がするが、新潟で出番がなく横浜FCにレンタル加入。インサイドハーフで起用されたが、守備をしない…というか相手ボールなのにフラフラ前線に行ったりする謎ムーブをしたりして完全に穴となっていた。結局3試合の出場でレンタル満了、新潟からも契約満了となった。今何してるのだろうか。横浜FCでのハイライトはアウェイ徳島戦でレドミに見事なロングスルーパスを通して決勝ゴールを演出したシーンだろう。

4:03〜


駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。ぜひもっと昔の選手について誰か書いてください。

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