うちの兄は銀行員。基本3年毎の転勤族だけど家庭も子供もあったので地方大都市近郊に一軒家を購入した。自社（自行？）ローンで金利も安く、また稼ぎもそこそこあるので25年ローン、で、もう払い終わってる（はず）。

自宅から通える範囲だけを都合よく異動先に指定されるなんてことは当然無く、ある程度離れれば否が応でも単身赴任。幸い社宅があるため自己負担はある程度抑えられる。てことで単身赴任を繰り返して副支店長まで務めた挙げ句、現在は自行および提携先を含め会計管理を行う会社に勤めている。幸い本社の近くで、自宅からも最寄りの職場。

その兄が転勤するとLINEを入れてきたのが昨日。行き先は隣県なんだそうで、ついに支店長かな？って思ったら、今度は証券業務を取り扱う会社だという。銀行のことはよくわからないけど、客商売に向かない（と私が勝手に思っている）兄にはこういった内勤の方が向いていると思う。待遇面で店舗勤務とどっちがどうとかは知らない。

でも、その転勤が数週間～1ヶ月程度延びそうなんだそうで、どうやら金融庁？かどうかは知らないけど、お上（かみ）の監査が入る影響で前任者が手を離せないらしい。と聞くと、俗な自分が頭に浮かぶのは愛之助なわけで、あんな感じ？と聞くと、アレって当たらずとも遠からず、なんだそうで。

銀行といえば55歳定年制だけど、一つ年上の兄が定年退職するまでには65歳定年制のモラトリアムは終了しているはず。定年を延長することが給与の保証まで求めているわけでは無さそうなんだけど、同一労働同一賃金もあるし、待遇が変わらないことを願っている。本当は、役員のポストに就いてほしいとは思っているけど、こればっかしはほぼ運なのでなんとも。いつかの頭取が、兄と同じ大学出身と聞いたので、期待もするってもので。

私の会社は少人数故、社長以外全員平社員って会社なので、職制だとか肩書とかに憧れが無いこともない。名刺をもらっても使い道がなく、ほぼ箱のまま日焼けだけしていく。しかしここ数年でグループ企業に参画し、組織改革でそういった人事考課、評価制度も行おうって話もあるけど、今更割とどうでも良かったりする。そりゃ与えられた仕事はこなしますけれども。