こんばんは。
日菜子です。

1年半付き合っている恋人は誠実で優しい。
けれど、時に無神経で思いやりに欠ける。
ありがちな話だけれど、最初は許せていたこと、見えていなかったことが1年を過ぎた頃から気になりだすようになった。

私のことをよく理解してくれている友達や大切に思ってくれている先輩に話をすると、いろいろと参考になるアドバイスをもらった。中でも突き刺さっているのが、「〝大切にされている〟という感覚は〝大切にされていないな〟と思ってそれを伝えた時に、例えそれが恋人の価値観と相違があっても、傷つけたことに対して謝って、気をつけてくれることで感じられる」という話。

なるほどな、と思い、ついつい「今、その言葉に私、大切にされてないと感じた！気をつけてほしい！」と明確に指摘するようになった。

ついつい八つ当たりしてしまいたくなることは我慢すべきだけど、ついつい許してしまうことは我慢すべきではないからである。

恋人という関係は本当に難しい、いともたやすくこなしてしまう人もいるのかもしれないけれど、愛に飢えている子どもの自分がまだ私の中に居座っているせいで(そしてたぶん恋人の中にも)ついつい不安定になってしまう。

どのように埋めて、どうやって柔らかい関係を結んでいくのか、まだまだわからないのだけど。

でも今はまだこの人との今を積み重ねていきたいのだよな、と噛み締めている。

日菜子

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