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海外のゲーム事情【韓国編】第2回

2012年のボードゲームコンは、独立したイベントではなく、おもちゃショート同時開催でした。会場はCOEXというショッピングモールに併設しているコンベンションセンターで、広さとしてはビッグサイト西ホールと同じくらいでしょうか。

会場には韓国のおもちゃの他、日本のコンテンツも並んでいました。

会場の一角にボードゲームコンの会場があります。4年前と比べると規模は狭くなっている印象です。実際この頃は転換期で、需要も供給も下がっていました。それでも、業界を盛り上げようと、新作ゲームが多数発売されていました。

ファラオコードは6面体、8面体、10面体のダイスを振って、四則演算して数字タイルを取る、かなり頭を使うゲーム。Amigoから発売する予定でした。

カラフルなキューブを積み上げていく『ピラミス』。昨年、リニューアル版が発売されるほど、人気の高いゲームです。

この年、人生ゲームが上陸されていました。ファミリー向けゲームは人気が高いです。

子供同士で『ガイスター』を遊んでいますが、韓国では日常の風景です。

いわゆる冬の時代を感じましたが、数年で盛り上がりを見せていきます。

ボードゲームデザイナーです。2004年から活動しており、「ピラミッドピラミッド」「フライングチーズ」「ファンタジーディフェンス」などを制作しております。 現在は、韓国を中心に欧米でもゲーム制作の活動をしております。