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ハンカチ

使わなくなって久しい


コロナが上陸してから

外食や、サッカー観戦や、ショッピングなどもすっかりしなくなって

ハンカチを使うこともなくなってしまった。

それに、よく考えてみると

ハンカチを一番よく使っていたのは10代後半から20代、かと思う。

喫茶店で長居をする折りに

友人がテーブルの上にふと置いたハンカチに目が行ったり

身だしなみの必須アイテムとしていつも身に付けていたころだ。

ピアノの先生の、1枚1,000円もするスイス製のハンカチに魅了されて

高額なレースのハンカチにはまったこともある

贈り物に選んだり、もらって喜んでいたりしていたころだ。


便利な汗拭き


30代になり、子どもを産んでからは使う頻度も極端に減った気がする。

そもそも、ハンカチにはアイロンがけが伴う

夏などは、一汗ふけばもう濡れて使えなくなってしまう

おしゃれだけど、非実用的なのだ。

そのため、タオルチーフやハンドタオルが重宝されていく。


小さな子がいれば、なおさらで、お手ふきやナフキン代わりにもなる

少しの雨なら、頭が濡れるのを防いでくれるし

丈夫で包容力がある上、洗濯機で洗いっぱなしでOKなのだ。



タオルチーフ

ハンカチはタンスの肥やしになるのできれいなまま残るけど

タオルチーフなどはごわごわになるまで使い古されるので

意外と枚数はなかったりもする

今年も1年ずっとお世話になった

特に夏場は、毎日続けているバーレッスンで

汗拭きとして、なくてはならないのがハンドタオルだった。


アイロンかけも久しぶり


この連休は、ゆったりした時の中で

久しぶりにアイロンを出した


コロナが収まったら会おうねと、何人かと話しているが

今年はもう駄目そうな気がする。

来年に期待かな

そう思いながら、タンスのハンカチに一枚一枚アイロンを当て直していた。

                          2022.10.11


シール付きで新品もあった

創作の芽に水をやり、光を注ぐ、花を咲かせ、実を育てるまでの日々は楽しいことばかりではありません。読者がたった1人であっても書き続ける強さを学びながら、たった一つの言葉に勇気づけられ、また前を向いて歩き出すのが私たち物書きびとです。