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24.癌との出会い

人生はいろんな出来事が
予期もせずシラッと訪れる

お仕事をしながらの受験勉強中…
父が定期検査で胃カメラ
その際に見つかった食道のポリープ

半年前に憩室手術で二度入院し
カラダも回復し始めた矢先
…もしかしたらこれ悪性かも
胃カメラ検査をしてくれた
知人のお医者さんに
精密検査を勧められた

癌というキーワードは
ひとを一瞬にして恐怖の底に突き落とし

精密検査…食道癌たぶんステージ2から3
手術は大変…術後も大変
いろんな大変が一気に押し寄せる
仕事も大変…どうにかしなきゃ

癌への恐怖を味わう間もなく
1日1日やるべきことで進む
感情も勉強も蓋をして
淡々と粛々と毎日を過ごしていく

8時間以上の手術は
とりあえず成功

食道と胃の一部と肋骨一本を取り
お腹と背中を切りましたが
最悪の転移もなく
胃が骨の前に来ることもなく
抗がん剤治療もなく

その後…
誤飲をせずに
食べれるようになるまで
様々な治療を行い
半年以上かかりました

仕事を立て直すのに大変で
資金繰りが苦しかった記憶があります

この時…もし自分が癌になったら
そんなことがふと頭によぎり
思わず掛け捨てのがん保険に
入ったこと忘れもしません

ただ…
なにがあってもここに命があること
まだまだやるべきことがある
その現実に感謝の思いが溢れたこと

いまだに蘇ってくる感覚です

…つづく


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