見出し画像

コマ割りでテンポをコントロールする

コマ割りと吹き出しの位置がめっちゃ重要、という話をします。

時の流れに抑揚をつけ、
読み手のテンポをコントロールすることができます。

ちゃんとした知識はちゃんとした本で勉強してくださいですが、
今回は、「つまりコマ割りを勉強すると何ができるようになるの?」を感覚的に分かってもらえたらと思います。

吹き出しで、テンポを変える

1枚目

これは「シュッ」ってかんじ

シュッ

2枚目

これは「トン、トン、トン」ってかんじ

トン、トン、トン

お判りいただけますでしょうか…このテンポの違い。

ちなみに本来はコマ割りでテンポを変えるんですが、
この元漫画が4コマ形式ですすめてるので、「吹き出しの場所と数」だけでテンポを変えています。
すこしゾワゾワした、ゆっくりした時間を表現しようとして、こうなってます。

全体

ちなみにこの漫画のテンポは、1コマ目でゆっくり、2~4でスピード早く、を意識して
「トン、トン、トン、グワーーーーーーッ」って感じのテンポです。
(説明クソでごめんなさい)

100日後にDT卒業というふざけた漫画の68話目


コマ割りはすごい

コマ割り使いこなせると、時をコントロールできるようになります。

音楽と同じで、抑揚をつけることにより、
ビュンビュン読ませたり、
じーーーーーーーっくり読ませたり、ズバーンっと読ませることで、
「面白い、飽きない」漫画になるんじゃないかと思います。

AIイラストはとても綺麗な絵が出てくるので、更にこのテンポという概念をもっとAI漫画で活用してもらいたいと思いました。まる。

宣伝

今回使用した漫画

100日までTwitterで毎日公開中です。
AIで出力したイラストに加筆して漫画を描いています。
へんな漫画だけど良かったら読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?