機会損失の可視化
最近関心のあるテーマは「機会損失の可視化」。
全員の上に等しく降っているといわれる「機会(チャンス)」だが、降っていたことに気付くのは、努力し、工夫して掴んだ者だけ。
自ら行動せずチャンスが降っていたことに気付かない人は「ツイていない」「会社が・・」「上司が・・」と他責志向になりがち。
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営業でも、新規事業でも、
「このお客様は、予算がありませんでした・・」
「このマーケットは、ユーザーが見込めません・・」
という言葉は良く聞くが、
・本当に他のトップ営業マンが当たってもお客様は同じ回答だったか?
・本当に他の競合が新しいサービスで参入してきた場合も同様か?
という視点で、想像することがとても重要だと思う。
ビジネスにおいての「謙虚さ」とは、へりくだるという意味ではなく、自分以外の他者ならどのような工夫と結果をもたらしたかを想像すること。
そして、機会損失している部分は、本人には見えないので、改善の糸口をつかむこと、PDCAを回すことが非常に難しい。
だからこそ、上に立ちマネージメントしている者がその点を指摘し、本人を自律的なスパイラルに戻すサポートをしてあげることが重要。
逆にマネージメント側に立つ者は、自分以外がチームを率いていたらどのような工夫と組織成果を出しているのか、の自問自答が必要なので、より謙虚に外から学ぶ必要がある。
見えていない「機会損失」を可視化する作業は重要だが、とても難しいので、自分ももっと方法論を模索しなくては。汗
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