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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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2019年1月の記事一覧

何かを生み出すって細部に拘らないとクオリティが下がる。ただ細部に拘り過ぎると膨大な時間と精神力が必要でかなり過酷で疲弊する。グランドデザインを観想的に把握することも極めて重要でそれにはその疲弊が邪魔をする。このマクロとミクロの行ったり来たりが夢幻的にやれるとその作品は上手くいく。

GはCからでき、JはIからでき、UとWはVからできだってのおもしろいな、だって似てるもんねカタチが。つまりカタチが似てるモノには、似てるだけの経緯があるのだ。

尊敬するプロデューサーから聞いた話。成功してる人は全てセルフプロデュース。誰かのプロデュースとか会社のお膳立てではなく、自分で自分のプロデュースを考え、自分ができないことだけ他の優れた人に代わりにやってもらうのだと。誰かにやってもらおうとしてる段階でその人は成功しないと。

尊敬する演劇プロデューサーとお茶。いやーもう超勉強になる。その人がいけるかどうかは声で判断する。舞台上では声次第で美男子も美女も演じられるから顔などあてにしない。なので配役の組み合わせは声で決めるらしい。さらにその人が役者として伸びるかどうかは「歩き方」を見ればわかると。

会社を辞めてわかったことは、会社ってなかなかすごい仕組みだ。やる気が起きなくても自動的にやらされるから生きていける。フリーはやる気が起きないと生きていけない。やる気がある時はどっちでもいいんだけど、やる気が起きない時どうするか?という視点がフリーで生きる際の大事な視点なのだな。

何かを一緒にやるということは、いいこともよくないことも一緒にやるということで、始めはいいことしか想像しないから一緒にやりましょう!とすぐなるのだけど実はよくないことをどう乗り越えるか?が一緒にやることの一番のポイントだったりする。そしてよくないことへの対処ほど難しいことはない。

この時期のマイナンバー申告書提出作業、本当に胸糞悪くなる。マイナンバーカードをコピーして、切り貼りして、郵送。秘密にしておくべき番号を毎回何度もいろんな会社に送付。電子化のための紙の切り貼り。あらゆる制度矛盾、旧弊、お役所仕事、時代錯誤、硬直化、の権化のような作業。

‪例えば嫌なことがあると気分が乗らない。気分が乗らないと生産性が落ちる。なのに人が集まることで嫌なことが増えたりするのに、人が集まって黙々と仕事してたりする。生産性が下がるのに人が集まる意味って何なのだろう?会社って元々人の感情をそれほど考慮しない前提で作られたシステム?‬

なんか考えごとしてる時、ぼーっとソリティアやりながら考えてしまう。90年代は会社の勤務入力するデスクPCで深夜に。2000年代はノートPCで。今はスマホで寝ながら。結果やってることは四半世紀大して変わらんけど、何かを産み出すためにはぼーっとする時間は必要ってことだ。

‪さて僕的には、今日のフジテレビの収録が終わって、執筆・出張・勉強・ライブ・収録って続いた年末からの怒濤のスケジュールが一段落。まだまだやることやるべきことやりたいことは盛沢山なんだけど、気持ち的にはようやく年越。アポを先送りさせていただいた皆様、来週以降ご連絡致します!‬

今日の話。結局うまく行くか行かないかは続けるか続けないか次第ってこと。続くモノコトは物理的にも気持ち的にも続けられるから続くわけで、止めちゃうのは自分も周りも無理したから。つまりモノコトはやりたいからやるより、続けたいからやるを選んだ方がよい、仕事も趣味も恋愛も勉強もSNSも。

昨年末〆切の原稿をずっとウンウン書いている(という意味ではまだ気持ちは年を越していない。7日が年明けだと勝手に自主決定。)しかしやっと今日、光明が差してきた。まもなく夜明けだ。夜明け前が一番暗かった。暗中模索のお正月。光が見えてもまだまだ作業は続くのだけど、少しだけホッとする。