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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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2019年5月の記事一覧

「私など本屋の娘なので、本を特別のものだと考えてる節があるのであるが、もうそう考えること自体いけないのか。…出版業界だけにある、ある種エレガントな空気『売れることだけがすべてではありません』というものだけは、絶対になくして欲しくない…」林真理子『実売数とサシメシ』文春6/6号

これとあれは繋がっていてあれとそれも繋がってるんだけどこれとそれも繋がってる(かもしれない)って想像力が無い人と創造作業をすると大変だし億劫だし諸処でだいたい揉める。
利益と揉め事はだいたいどこかで繋がっているのだ。
その瞬間たまたまプラスだったりマイナスだったりしてるだけ。

これ何回か経験してるんだけど、何かのサービスの会員になっていて、そのサービスが売り上げが悪くなると、せっかくそのサービスをもっと使ってあげようと思ってるのに、従業員とかサービスとか仕組みとか色々悪くなって、結果どんどん既存会員の気持ちも離れてしまう。#この現象に名前をつけたい

こうしたら売れる、こうしたらヒットする、こうしたらお金が儲かる、的な話を聴くとへーとは思うんだけど、真似したいと思わない自分がいる。なんか失敗してもいいからそれらを自分で見つけたいんだなとは思う、見つからないかもだけど。解る事実より解るプロセスが生きてて楽しいんだと僕は思う。

日本は一切扱わない知らない国々に特化したニュース番組やってみたい(いつかやろう)
エンタメな学術雑誌を作ってみたい(いつかやろう)
司馬遼太郎『街道をゆく』21世紀版やってみたい(いつかやろう)
美術館と博物館を廻る『館に行こう』やってみたい(いつかやろう)
言っとくと叶うから。

「この度は大変失礼致しました。次の新作はぜひ弊社でやらせてください、一丸で沢山売ります!」的な謝罪してたらカッコよかったのにって某社の敏腕編集者さんが嘆いていた。やったことが意気で行き過ぎな行為でも、それを上回る粋で行き過ぎな謝罪で今まで業界を渡ってきてたのにと。

講義『サスティナビリティと人文知』 開発という言葉は元々は“かいほつ”と呼ばれ自らの仏性を開く仏教用語。それが江戸時代の新田開発から近代化で資源や鉄道など今のdevelopmentの意味に。でも元々土地や自然にも魂が宿ると信じていたから“かいほつ”が“かいはつ”に。根は同じ。

沼野充義教授『世界文学講義』翻訳論。おもしろい!例えば英語国では「ライ麦畑でつかまえて」は1つしか存在しないし仏語国では「星の王子様」は1つしか読めない。でも日本語ではそれらを時代が変わったら時代にあった文体の新しい翻訳で読むことが(も)できる。翻訳で読むことに実は優位性がある!

今日の話。芸能界は芸能界で放送局も放送局で既得権益を守るために、個人の職業の自由を束縛してる事例をまた聞いてしまった。。。違法性はもとより、絶大な力を持ってた以前ならまだその行為の意味もわかるんだけど、もはや意味も為さない呪縛と拘束。その話が出るとこに出たら一気に崩壊しますよ。

‪あの問題もこの問題も○○界の構造的問題とか××界の衰退の兆しとか広く言われちゃったりするけど、だいたいのことはその人の個人の人間性の問題な気もする。つまりその人の権限が強くて今まで黙ってたけど、その問題が端緒となって、その人に嫌な思いをさせられた恨み辛みが顕現してるのだ。‬

‪なんか揉め事が起こって強気で相手に攻撃&反論してたのに、会社の経営にまで被害が及ぶとなると途端に「反省してます」的謝罪したりする経営者っているんだけど、それってつまり自分が危機を迎えた故の反省した態度なわけで、相手のことを考えた反省ではないから、つまり本当は反省はしていない。‬

‪普段口汚く罵ってる人が、この人のこの言い方は我慢できないって罵ってたりするのがよくわからない。結局やってることは同じ気が。それを酷いと思うか思わないかは人それぞれだから、基本的には人は何を言ってもいいんだと思う。だからその都度それぞれが言い方に気をつけるしかないんだと思う。‬

マメヒコ井川さんコルク佐渡島さんと二カ月ぶり創作トーク。またもやおもしろく含蓄深し!「フィクションもドキュメンタリー(ノンフィクション)も実は産み出す時の作業スタンスは同じ。フィクションを作る行為自体がノンフィクションな行為でなければ、誕生した作品が嘘になりすぎるから。」

吉田寛准教授「デジタルゲームの感性学」おもしろい!米では映画産業と共に発展したゲーム産業。日本はおもちゃ産業で発展。なのでゲーム画面の内側重視の米と外側のガジェット(コントローラ等)重視の日本。産学連携でデータ重視の米と職人気質重視の日本。作られるゲームの発想自体が異なる。