見出し画像

第195段「1000日どう生きる?」

大体のことは1000日が一区切りだそうだ。
仕事もブームも人間関係も恋愛も、その1000日が続くと、次のタームに移行する。(かつて一世風靡したある女性アイドルグループの人気はちょうど1000日だったと聞いたことがある。)

仕事でいうと、4月の期首から始めて一年目、二年目、そしてその三年目の年末の12月にちょうど1000日がやってくる。そこでその企画を続けようと判断すれば(されれば)翌年の1月〜3月が次期の準備期間になり、また次の新しい1000日が4月から始まる。続かない(続けられない)と判断すれば(されれば)、その1月〜3月はその仕事の整理期間になる。ちなみに2009年に設立したGOOMOという会社はまさに後者の感じで、3年で終了した。

てなことを想ってたら、
2016年12月31日に会社を辞めて、フリーになって、まもなく2年と9ヶ月つまり1000日。
365日+365日+(30日×9ヶ月)=1000日。

この独立してからの約1000日間の想いを綴ったのが、2019年9月20日(つまり独立してから993日目)に出る角田陽一郎の9冊目の新刊『「中の人」から「外の人」へ 出世のススメ』(日本実業出版社刊)です。

まさにいろんな発見と体験と想いが書いてあります。もしこれから何かコトを起こそうと想ってる方ならば、老若男女問わず、何かしら僕の経験がヒントになると思います!よかったらお読みください。

それにしても、何事も1000日続けると見えてくることがあるけど、なんか最近色々とわかった。
そして色々なことに限界を感じている。

個人の技量や体力や思考力でできる成果には限界がある。
それを他人と一緒にやるとレバレッジが効いて何千倍何万倍となるのだ。
だから人は社会や組織や会社を作るのだろう。
そんなことはわかっていて、でもそんな共同体にいることが限界な時に個人はどう生きるか?ってことへの究極的な解が現代には無いのだ・・・ってことがわかった1000日であった。

でも生きるとは本質的にその自分の限界(やれることやれないこと)を知ることなのかもしれない。
限界を把握した上で、さて次の1000日どう生きる?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?