見出し画像

第28段「星座を繋ぐもの」

宇宙空間に別々に輝く星々を地球から見たらある星座の形につながったりする。
その星々にどういう繋がりが見えるかは結局その人の視点と想像力次第。
だから会社の組織しか考えてない人には人間同士が組織図という形の星座でしか見えなかったりする。人間を上下関係でしか見ない人には、その上下関係でしか星座が繋がらない。
自分の視点を変えることで違う形の星座が見える。
自分の想像力を使うことで新たな形の星座が発見される。

結局人生って、自分の周りの別々の星々に、自分の視点からどういう星座を見つけるか?自分の視点を動かしてどういう新たな星座をつなげるか?が大切だし、それがおもしろいんだと思う。
すでに他人が見えてる画を見ることよりも、まだ見えてない画を自分で見つけること。
見えない絵を描いて見ること。

長年バンドとかコンビとか劇団とか一緒にやってる人間関係を持ってる人になんか憧れる。僕にはそれが無いので。同僚とか友情とかチームとかを超えての独特の心情と信用を互いが持ち続けてる関係。そんな人たちをはたから見てると酸いも甘いもあるのは当然で、それを受け入れてるor超越してる感じ。
それってその人たちの位置からだけ見えるその人たちの星座なのだろう。

ある人が大好きなものが素晴らしいとそれだけで(その人自身の言動の好き嫌い関係なく)その人のこと一目置いてしまう。
例えば『タイタンの妖女』が好きで事務所にタイタンと名付けた爆笑問題太田光さんとか。

先日、岡村靖幸さんがあまりに好きだって人なので、その人と一緒に仕事をすることに決めた。

そこに、僕は星座を見たのだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?