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第17段「人生のジャケ買い」

講演でよく質問される「AとBどっちが正解?」。

僕は答える「仮に今Aが正解でも未来でBが正しくなるかもしれない。だから人に勧められてAを選ぶ正解より、自分で仮にBを選択して失敗しても自分で気付いてAを選び直すことできるタフさとバッファとその経験を持つことが、結果正解なのではないか?」と。

それを今日の講演ではこういう風に話した。
「いい教育ばかり受けることはいい教育ではない」
いい先生といい授業ばかり6・3・3で受けるのではなく、時に嫌な先生とか経験したり、あの学年のあの先生はいい先生だったと後にその振り幅を実感できることが、その人の人生の振り幅を育むし、その人のタフさとバッファと経験を形作るのだと思う。

つまり、人のオススメばかりを選ぶと、自分で選んで自分が失敗するという経験が無くなる。

それって結果その人の選択眼と洞察力を鍛えない。
いろんなヒトモノコトの選択は、つまりジャケ買いでいいと思う。
自分のインスピでそれを選んで失敗した記憶と経験が、次のジャケ買いを精緻にするんだ。

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