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第117段「大事な話(ただし天才はのぞく)」

つくづく思う。人の能力っていわゆるその人の能力だけじゃないってことを。 能力以外の性格や嗜好や環境やタイミングや様々があって、その人の能力以外が能力を伸ばす時と、能力以外が能力を阻害する時がある。
つまり自分の能力を伸ばす能力を知ってる人がその能力を伸ばすことができるんだろうな。

自分の能力を伸ばす能力に気付くには、そもそも時間も努力もかかるし、周りの人の応援や教育次第でもあるし、お金や環境やそれまでの経験のフィードバックやそもそも運次第でもある。
これが最短で形成される人が真の天才なんだろうけど、僕たち凡人は能力を磨く以上にそれらをまず形成する必要がある。

なので(天才はのぞいて)凡人は自分の能力を伸ばす能力を形成するためにあらゆるその未知の可能性に対して常に誠実で謙虚であるしかない。
その時に横柄だったり怠惰だったり攻撃的だったりすると結果その形成が阻害されるし遅れるから、伸びる能力も伸びない。
つまり誠実と謙虚も能力のうちなのだ。

実はそこんとこ勘違いしてる人多い気がする。僕がお会いしたことあるすごい人はほとんど誠実で謙虚だ。つまりほとんどのすごくない人は誠実で謙虚じゃないからすごくなれないんだとさえ思う。
ほとんどの失敗は横柄と怠惰と攻撃的な行動でだいたい引き起こる。
だからいちいちそこに気を配るしかない。

これは自分も含めた全ての「あらかじめ決められた天才たちへ」のメッセージであり、「天才になれなかった人たちへ」のレクイエムです。

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