見出し画像

第153段「働き方はいつ学ぶのか?」

大学でゼミの懇親会。
就活や職種に悩む若い同級生たち(?)の話を聞く。
社会人25年の自分としては色々アドバイスはあるのだが、これ人から聞いちゃうより自分で経験することの方がその人の為だとも思った。
何事も失敗を経験することは、実は人生においてはトータルでは失敗ではないのだから。

話を聞くと、皆んなそれぞれ自分の仕事でやりたい興味が(漠然と)あり、その興味とジャンルが(漠然と)重なる企業名で就活先を決めるのだが、実はその会社に実際就職するとその興味と異なる部署に配属されたりする。
実は企業を選ぶ時は職種ジャンルではなく、自分の興味とつながる仕事がやれる度量があるかどうかで選んだ方がいい。

僕個人で言うとテレビ局を選んだのはテレビ自体が好きというより、自分の興味のあるトピックで番組を作れば、結果やりたいことが何でも業務になると思ったから。
自分の興味を仕事の案件自体に投影する感覚。
確かにそれには根気と時間がいるけど、やりたいことを口に出してると意外に叶ったりする。

でもそんな自分と合う会社かどうかは実際に就職しないとわからない。
なので結果、企業名で企業を選んで手探りで就活することになるんだけど、それって学生にも企業にも、実はお互いの求めてる所がズレてしまう気がする。
企業が求めることと、学生がやりたいことのマッチング方法って、改善点がかなりあると思った。

つまり、働き方をいつ学ぶのか?
学生と企業の興味をいかに繋げるか?

自分はこの4月から学生をやりつつも、KITEというメディアシンクタンクの会社を創ったので、そこでは就活の新しい形もパートナーシップを結ぶ企業にも提言していこうと進めています。
教育と就職=学び方と働き方には、まだまだ新たな施策や仕組みをプロデュースする余地がふんだんにある。

学び方と働き方をアップデートすること。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?