第32段「過度な情報摂取」
高城剛さんのメルマガで、「“病は気から”と言いいますが、病気を気にして情報を多く入れてる情報通な友人ほど病気がちだとの読者の質問があって、高城さんの回答が、こちら。↓
実はこれ、健康や医療に限りません。
現代社会には、あらゆる情報が蔓延しており、また、物事の見方は多面的なことも事実で、それゆえ、真実がひとつとは限らない上に、わずかな時間の間に、善が悪に、また悪が善に変わってしまいます。
人は、過度な糖質が体によくないと知っているのに、なぜか過度な情報には無防備です。
それは、他の人が知っているのに、自分が知らなければ不安だと感じさせる錯覚(これが、マスメディア・ビジネスの基本です!)に起因します。
僕は違法行為じゃなく、また欲望に溺れず非道徳的じゃなければ、もっと「ご自身の調子」(別名:好き嫌い)で、判断していいと思いますよ。
「調子は気から」なんでしょうね。
高城未来研究所『Future Report』
Vol.363/Part2【2018年6月1日発行】より
これ、ほんとそう思う。だからって僕たちは情報を遮断してはもはや生きていけない時代を生きている。
つまり、自分の脳内に入ってきた情報に毒されないように、適度に吸収して、適度に排泄することが必要なんだと思う。
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