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第130段「時代のしっぺ返し」

最近エンタメ界で色々不祥事起きてるけど、今まで公然秘密裏に行われてきた阿漕な商慣習や不文律や忖度の異常さが顕在化して来てるんだろう。どの業界もだけどそれらは決して全てではない。でも一部では事実でそれが巨大なお金を産んでたことも事実だ。
なので阿漕な人達にこれからしっぺ返しが来る。

特に今までエンタメ界でのBtoCやBtoBの中間で阿漕にお金を抜いていた人達にしっぺ返しがやって来ると思う。
そのお金の抜き方が過度に商慣習や不文律や忖度で守られていたから。
その人たちの欺瞞や理不尽さを我慢してた人が一定数いるから、その人たちのバスティーユ襲撃が始まる、エンタメを我らにと。

一方でエンタメ界を牛耳ってた王様たちが全部悪いわけではない。
その人たちの真摯なエンタメ愛がいろんな作品やタレントを産んで保護し発展させたのも事実。
その王様たちが闇雲に倒されたのち、本当にいいエンタメが産まれるかと言うと失われる価値も大きいと思う。新しけりゃいいってもんでもない。

まあ、そんな変化前夜なエンタメ界ですが、徐々に漸進的に物事は変わりつつ時々劇的な事件が起こって、結果商慣習や不文律や忖度の様相が気づいたら一変って展開だと思います。
その時に風通しが良くなったと思うのか、昔は良かったと思うのか。
それはこの変化自体に個々がどう臨むかにかかってると思う。

僕個人としてはこの時代のしっぺ返しで、
落ちて欲しい王様と、
落ちるべき王様と、
ひとりでに落ちていく王様、
それぞれ思い当たりますが、その王様自体の没落よりその王様に媚びへつらってる小判鮫的腹心たちの没落への抵抗がうざいのと、その時代の流れに無関心でやっていけるとまだ思ってる時代錯誤者たち、その老若男女(意外に結構若者も多い)が面倒くさいです。

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