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流転の海 第一部

以前の記事の中で書かせて頂きました、
幼馴染に薦められた本を読み終えました。
その本とは、宮本輝さんの
流転の海 第一部』です。

主人公がとにかく激しく、荒い性格で
周りの方々に対して激しく当たったる男で、
妻、我が子に対しても熱量高く接する人間です。

ただ、そんな性格ではあるが、
人としての誠実さ、力強さ、そして
優しさもあり、
人をみる力も兼ね備えており、
非常に魅力のある人間でもあります。

そんな彼だが、
物語の中で仲間に裏切られます。
しかし、激しく引き止めたりはせず、
追ったりもせず、男らしく、
全てを理解しているかの様な
寛大な一面もあります。

元々主人公は、仕事が最優先事項であったが、
いろんな経験、自分の家族の存在、などにより
自分の人生の中で大事なこと、優先事項が
変わっていく。

自分の人生において、
大事にしたいことは何か、を改めて
考えさせられる一冊でした。

まさに本の題名の通り、
“流転の海“
人も海のように
移り変わっていくのだなと感じました。

流転--
仏教で、生死・因果が輪廻(りんね)して、
きわまりがないこと。一般に、
一つの状態にとどまらず、移り変わって行くこと。
海--
自然に、一面に水(普通は塩水)を
たたえている、地球上の部分。
まとめると
移り変わる海という、まさに至極当たり前な
自然界の海、という感じです。

自筆記事「自分のルール」より引用


ぜひ、一度読んでみてください!

https://jp.mercari.com/item/m29799852819?afid=2603105773

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