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「そうじ力」

 「3日で運がよくなるそうじ力」という本を読みました。

 掃除をすると、「運」がよくなるという内容のものです。

 ビジネス界でもよく掃除をする話が出てきます。私の先輩の会計士も、定期的に事務所周辺の掃除をしたり、トイレ掃除を素手で行う話をしていました。

 会社の社員に掃除をさせること、そして社長自ら率先してトイレ掃除を行うことは、意識改革にたいへん有効です。

 その理由を自分なりに考えてみました。

 通常、利益を上げるための効率性を良くすることが、ある意味、会社の第一目的であるわけですが、全く効率性とは関係のない、トイレ掃除をやることによって、意識に余裕が生まれてくる、無駄なことを精一杯打ち込んでやることによって、何か精神的な余裕のようなものが生まれるのかな、と解釈していました。

 この本では、もっと直接的に、掃除をするだけで「運」もよくなるのだ、ということが書いてあります。

 この本は、軽いHow to本のようですが、内容はたいへん奥が深いです。

 たかが掃除するだけで運が開けるということは、十二分にありうると私は信じます。

 仕事で、あるいはプライベートで何か行き詰ってきた時、どうもうまい具合に事が進展しないような時に、少し家の中を片付けてみる、水周りを磨き上げてみる、風呂掃除をする、といったことは、もしかするとたいへん有効な打開策になるかもしれません。

 私は宗教じみたことは嫌いですが、「気」のめぐり、といったものはとても大切だと思います。

 家の中の「気」がめぐっているかどうか、小難しいことを言うまでもなく、気持ちのよい家かどうか、片付いていて気分良く居心地良くすごせているかどうかですよね。

 3日で運を良くしようと思ったわけではありませんが、散らかった家の中を少し反省した上で、早速掃除を始めました。

 やっぱり、散らかった部屋は人をいらいらさせますし、落ち着いた片付いた部屋はすがすがしい空気を感じさせます。

 もし、生活によどみを感じている方がいらっしゃれば、是非ともこの本を読んでいただき、早速掃除することをおすすめします。

 気持ちよい住まい、きちっとした生活、気分よい日々は、必ず人に幸運をもたらすように思います。

 この本の内容は、たいへん奥深いです。

分かりやすく経営に対する思いを伝えたい