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「みなさん、差し入れありがとうございます」について

「よいしょ~!」ガチ勢の皆さんの愛情が伝わった「よいしょ~!」復活回でしたね!
(ちゃんと差し入れしたら「よいしょ~!」が入ってました(笑))
ユーチュー部に所属していることがわかった今回の放送。
私は放送室に差し入れにしか行けないので、スポンサー様ついて欲しいなぁと期待しながら聴いていました。


ミス・アメリカーナ

カンタくんがケンちゃんの罠に若干はめられながら(笑)見たテイラースイフトの「ミス・アメリカーナ」
私もNetflixで見てみた。
私はカンタくんに軽蔑される類いの今までほとんどテイラースイフト聴いたことない人だが、カンタくんのお勧めを聴いてなんとなく繊細で弱い、でも強くて愛しい人なのかなぁと思って見てみたくなったのだ。
(私は歌詞重視型なので日本語の曲ばっかり聴くんですよね。後、恋愛特化型のアーティストもそんなに聴かない。)

Netflixで85分くらいなので興味のある方はぜひ。
(以降ネタバレ含みます。)

カンタくんが感銘を受けたと言っていた「男性の100倍新しいことをやらなきゃ」と言っているところも歌詞を思い付いた瞬間にライブに移り変わる演出も素敵だった。

私的に印象的だったのは「いい子になりたかった」という言葉。
そして耳が痛くもテイラーの変わらぬ人間性を伝えてるなと思ったのは「他者を敬うためにできる限り勉強してる」という言葉。
見ているこっちが辛くて悲しくなってしまう言葉たちと向き合ってきた人がこの言葉を言い続けられるって本当に凄いと思う。
そして、女性であること、有名であることから来る痛みの経験から不条理を怒りのパワーに変えて新しい自分を譲らず踏み出すところも本当に尊敬に値すると思う。
カンタくんの言っていた通り、非日常と日常が交差する演出だからこそ彼女の「人間らしさ」が伝わった作品のような気がした。

そして、なんだかカンタくんやトミーも共感できるところが多いのかなぁ、と。
みんなに喜んで評価してもらえるのが嬉しくて。
必死に応えていった先に落とし穴があって。
苦しみの中で自分や自分の大切なものと向き合って。
そしてまた新しい成功の形を手に入れる。
そんな優しくて不器用で強くて努力家。
そんな女性のストーリーだったから。
音楽は日記みたいなもの、と言っているところではとみビデオは日記みたいなもの、と言っているトミーを思い出したし、「13年間ずっと誤解されていると感じていた」という言葉になんだかファン側としての申し訳なさすら感じた。
とにかくいろんな思いが過る作品だったなぁ。

「テイラースイフトすごいで。」


エンタメの形

生々しい話をしたくないカンタくん。
紅白のポケビブラビのウッチャンナンチャンの話をしていた。
私はウリナリを楽しんでみていた世代だからあの感動は凄かった。
あの二人ってお笑いに対して熱く話すシーンがたくさんある訳じゃないと思うが、いつも誰より全力であるような気がしていて。
社交ダンスやっていたナンチャンも以前の紅白で欅坂46と踊りきったウッチャンも、その熱意で人を感動させ、笑わせることも出来る人たちだと思っている。
だから、今回の紅白でも誰より低く全力でダンスしている二人にとても胸が熱くなった。

少し話がずれるが、私の母は精神的に強い人ではなくて通院したり入院したりしている人だ。
だから、「強い笑い」が苦手だ。
ツッコミで頭を叩かれている人を見ると「嫌だから番組変えて」と何度も言われた。
そんな母でも一緒に楽しんでいたのがウッチャンナンチャンの笑いだったように思う。
私がコントの面白さを知ったのは「笑う犬の生活」からだったのだが、ウリナリや笑う犬シリーズは珍しく結構一緒に見ていた気がする。
(後はめちゃイケのオファーシリーズとか。)
それはカンタくんの言葉を借りれば「人を上げる笑い」だったからなんだなぁ。
この優しい笑いが淘汰されずに今も選ばれることは、私にとっても嬉しいことだなと感じた。

そんなウッチャンナンチャンが大好きなカンタくん。
否定するわけではなくて自分は伝えることで面白くなくなってしまうと感じることは伝えない、と言っていた。
彼らしいなぁと思う。
昔から「面白いか面白くないかで見て欲しい」という意味のことをずっと言っていたもんね。

「YouTubeをやるに当たって疲れた時に休める場所になったらいい」
「そういう意味で「水溜りボンド」はフィクションめいてる。」
そう言っていた。
すごく良く分かる気がする。
水溜りボンドは私が出会ってからずっと温かく休める場所だ。
社畜していた時、自分の甘えだと思っていた私は誰にも苦しさを言えなかった。
そんな中でも毎日水溜りボンドを見ている時は一瞬忘れてほっとできたし、笑うことができた。
(時には泣くこともあった。)
それはカンタくんとトミーがそんな空間を作りたいと頑張ってくれているからに他ならない。
だって、YouTubeロボットと言われるほど生活を削ったり、幕張で倒れるほど無理をしていた彼らが辛くないわけがないのだ。
それでも頑張って「笑って欲しい」と作ってくれた彼らのエンタメが大好きだ。
水溜りボンドふたりの動画はもちろん、トミーの自粛中、見せてくれたダンゴムシさんに今でも助けられる時がある。
せっかくなのでリンクを貼っておく。
ぜひ見て欲しい。

本人が一番辛いタイミングだろうに、よくこれを作ってくれたなぁと振り返ってしみじみと思う。
そんな彼らだから、ファンの人は社畜や頑張り屋さんが多くて優しい人が多いのだろうな、なんて思いながら聴いていた。
そして、そんな彼らに感謝しつつきっと苦しさも大きいだろうと思うから、少しずつ「フィクションめいている」を「リアルにより近い」に寄せていってもらうのもいいのかなと思っている。
今、色んな経験をしたふたりが個チャンやVoicyなど様々な形で自己開示をしてくれるようになって良かったなと思うのだった。

バカだと思って欲しいカンタくん

「倫理観を決めていいわけじゃない」なんて言葉も出てきて、「だからこの人が作るエンタメって人を素敵に見せるんだよな」なんて思っていたら、急に「バカだと思ってて欲しい。」と言い出したカンタくん。
「面白くなくなっちゃう」と。
よくさんまさんのことを「お笑い怪獣」なんてテレビで言っていたりすると思うが、私はカンタくんも実は「お笑いモンスター」だなと思うのだ。
ポリシーの上であれば面白ければなんでもいい、タイプだよね、カンタくんって。
大丈夫。
出役の君って思ってる以上に面白いし、何よりその面白さを引き出す天才が隣にいるから。
バカだなと思う間もなく笑わせてもらってます。

カンタくんは「聖人君主でなきゃいけない怖さがある」「NHKにされちゃった」と言っていた。
そういう思いをさせてしまっていることにファンとして苦しさもある。
色んなこと、あったもんね。
しかし、彼の「綺麗さ」というのはバイト時代の尖ったエピソードがあってもたばこを吸ってもパチンコをしても変わらないだろうなと思っている。
私は東海オンエアのリーダー、てつやにも似た「綺麗さ」を感じていたりする。
なんだろう、伝わるだろうか。
愛されることを素直に受け入れられる強さというか、誰かに汚されないだけの「白さ」を保つ強さがあるというか。
まさに前述の紅白で歌っていたブラビのTimingを聴いているとカンタくんを思い浮かばずにはいられない。
こういう愛され力、とでも言うのか、人を浄化するパワーとでも言うのだろうか。
彼にはそういったものがあると思う。
これはもう特性なんだと思う。
本人は違う、と嫌がるかもしれないが、トミーの根底から滲み出てしまう優しさのように、そう見えることって誰にも出来ることではないから誇って欲しい。
だから、表現等々で違った意味で捉えられてしまうことがあったとしても、根本的に彼が嫌われたり幻滅されたりする未来って見えないなぁ、なんて思っていたりする。
まぁ、推しに夢見てると言われればそれまでなのだが(笑)
ちなみにカンタくんが人間レベル4なら私はマイナスだ。

まぁ、それはそれとして。
急に空気を読まず断ったり、心の隙があると違うことをしてしまうカンタくんの変さが大好きなので、これからもしょうもない話でトミーやケンちゃん、我々をたくさん笑わせてくれたら嬉しいと思っている。
これからも面白いエピソード、いっぱい聴かせてね。

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