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■KAKUTA’s!2020年9月号■

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※こちらは、2020年9月10日(木)に、ご登録頂きました皆様にメール配信されたKAKUTAのメールマガジン「KAKUTA's!」を数日後にこちらの【note】でもご覧頂ける記事で、ほぼ同じ内容となっております。

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KAKUTAメルマガ・ミートグッバイ!号

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コロナどころじゃない。
舞台に立てないかもしれない・・・。

皆さまこんにちわ。隔月の奇数月10日にお届けしております
KAKUTAのメールマガジン
「KAKUTA's!」です。
皆さまお元気ですか?
東京に来て24年、KAKUTAに入団して22年、タバコをやめて5年、自分の誕生日に興味がなくなり皆さんに誕生日がバレないように自分のSNSの誕生日を全て削除して3年、とはいえ最近46歳になり稽古場でお祝いして頂いて嬉しくて感激し、プレゼントのおしゃれズボンは乾くたびにすぐに履いています、
三代目メルマガ編集長・若狭勝也です。
あ、皆様に、大事なことをお伝えし忘れてました!!
筋トレ始めてまもなく1年を迎えます。

只今、KAKUTA公演『ひとよ』の真っ最中です!(※9月13日に東京公演は終了いたしました。)本多劇場さんとご協力させて頂き、キャストスタッフ一同、万全にコロナ対策をしながら、連日舞台に立たせて頂いてます。
このような状況の中、ご来場頂きました皆様、これからお越し頂く皆様、応援してくださっている皆様、心から感謝しております。
ありがとうございます。

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稽古場でも除菌対策を徹底して、誰も体調が悪くなることなく、本番を迎えました!

嘘です・・・。

わたくし、若狭がやらかしてしまいました。

稽古もあと1週間。さあこれから最後の追い込み稽古だぞ!という時期です。

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8月20日。
再々演の『ひとよ』僕は3回目の同じ役で、とある倒れるシーンがあり慣れた動きでもあったので、いつも通り倒れてました。この日はお尻を強く打ったのか、少し痛みました。
「あら、明日、青あざになるかもなあ?」
くらいに思ってて、それから1時間半くらい普通に歩いてました。
そしたら、1時間半後に左のお尻がみるみる腫れてきて、最終的には左のお尻が、1.5倍くらいに腫れあがり、うまく歩けなくなりました。

お尻ってあんなに大きくなるのですね。
左のお尻だけ、メジャーリーガーにもなった「トルネード投法」の野茂英雄さんくらいになりました。
(※推測です。おそらく大きいと思います。)
(※「野茂英雄」僕と同じ8/31生まれ。あ、誕生日バレちゃった。)

そこから現場はてんやわんや、制作陣がすぐにいろんな病院に電話してくれて、僕は既にズボンも自分で履けなくなったので、男子劇団員に履かせてもらい、劇団員の酒井晴江の車で救急病院に送ってもらいました。
病院に着いた頃は、お尻の痛みがMAXで、もう1ミリも左足を動かせません。
顔を歪めながら車椅子で診察を待っていました。座っているのも痛くて辛い。
骨折も心配でしたが、レントゲンの結果、骨に異常はないとの事。

先生「おそらく内出血をしているから、もしかしたら注射で、腫れているお尻の血を抜けるかもしれないです。痛いかもしれないですが、やってみますか?」
と聞かれた。
本番も控えてるので少しでも良くなる可能性があるならと、覚悟を決めました。
僕「お願いします!!」
と、泣きそうに顔を歪め、祈るように注射を待ちました。

これは、舞台に立てないかもしれない・・・。
コロナどころじゃない(涙)。

いや皆様、引き続き手洗いうがい、除菌しして、コロナには引き続き気をつけてまいりましょう。
この状況がどうなっていくのか、まだ分からない事は多いですが、コロナが終息し僕のお尻が完璧に治った暁には、僕のケツケツダンスをお届けして、皆様を少しでも笑顔したいと願いを込めて、『ひとよ』本番中の本多劇場の楽屋からお届けします(※9月13日に東京公演は終了いたしました。)、

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メルマガ・ミートグッバイ(肉離れ)!号!
大好評『ひとよ』から始まります!!
(※桑原裕子のメルマガ限定の特別エッセイは中盤にございます。)
(※「ミートグッバイ」肉離れの事。長嶋茂雄終身名誉監督が現役時代に肉離れをした際、ミートグッバイと仰ったのが最初だそうです。)

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□■ 公演情報 ■□

KAKUTA第29回公演
『ひとよ』
作・演出:桑原裕子

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父が死んだ日。罪を犯した母は15年後に戻ってくると約束して家を出た――
2011年、2015年に上演し、昨年秋には白石和彌監督作品として映画化もされた、KAKUTAの代表作。
主演に渡辺えりさんをお迎えし、大好評の中、東京公演は9月13日に本多劇場終演いたしました!
9月19日からはオンライン収録配信!10月3日からは愛知県豊橋公演もございます!是非ご覧下さいませ!

【東京公演】2020年9月3日(木)~9月13日(日)
@本多劇場
(※9月13日に東京公演は終了いたしました。)

◆公演の詳細は『ひとよ』特設ページにて!
https://www.kakuta.tv/hitoyo2020/

【『ひとよ』オンライン収録配信!】
2020年9月19日(土)18時~2020年9月22日(火祝)23:59
※9月の4連休にお家で『ひとよ』を楽しめる、収録配信(Streaming+)がございます!
劇場で観たけどもう一度見たい!舞台を見たいけど予定が合わない!
そんなあなたにお送りする、『ひとよ』オンライン配信。ぜひご観劇ください。
◆詳細はコチラから
http://news.kakuta.tv/?eid=156#gsc.tab=0

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【豊橋公演】2020年10月3日(土)~10月4日(日)
@穂の国とよはし芸術劇場PLAT
◆チケットのご購入などはPLATホームページから!
https://www.toyohashi-at.jp/event/performance.php?id=847

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【その他】
◆上演に向けての感染症対策について
http://news.kakuta.tv/?eid=154#gsc.tab=0

◆『ひとよ』ご感想まとめ
https://togetter.com/li/1586334

◆『ひとよ』KAKUTAの舞台版戯曲がKindle版で電子書籍化されております!
KAKUTAから、桑原裕子・成清正紀・若狭勝也の鼎談も収録されております!
是非、お買い求めくださいませ!
https://www.amazon.co.jp/dp/B083Q94RHP

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□■ 『ひとよ』公演グッズ・KAKUTAグッズの販売 ■□

10月3日と4日に上演いたします『ひとよ』豊橋公演のロビーでも販売しております!是非お買い求め下さいませ!

◆KAKUTA・SHOPはコチラから
https://kakuta-official.stores.jp/

【『ひとよ』公演パンフレット】2,000円(税込)
桑原裕子のごあいさつや豪華なキャスト紹介ページに加え、魅力的な企画満載!
・主演の渡辺えりさんのインタビュー
・映画『ひとよ』の白石和彌監督のインタビュー
・緊急&継続鼎談を収録。カムカムミニキーナ主宰・松村武氏、MONO代表・土田英生氏、KAKUTA主宰の桑原裕子が「劇団と新型コロナ」について語ります。
・荒木健太朗さん×若狭勝也×異儀田夏葉の兄弟鼎談
など、読み応え抜群の出来となっております。
観劇の際にはぜひお手にしてください!

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【『ひとよ』オリジナルTシャツ】3,000円(税込)
第29回公演『ひとよ』のために作られた劇団員・多田香織デザインのオリジナルTシャツです。劇中のセリフをデザインとして使用しました。ハンドルを握る手は、ひとよご出演中のまいど豊さんです。サイズはユニセックスでSサイズからXXLサイズまでをご用意しています。

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【KAKUTAオリジナル手ぬぐい】1,300円(税込)
こちらも多田香織デザイン。KAKUTAオリジナルの手ぬぐいがついに登場。
両面から模様を楽しめる本染め注染で使いやすく、ソフトな手触りです。

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【書籍『ご来場いただきまして誠にありがとうございます』】1,500円(税込)
劇団内の本作りプロジェクトチーム「Fumikura」が、構成・イラスト・デザイン等、すべてを手がけたKAKUTAのごあいさつ文集。
作品、そして劇団公演の歩みとともに桑原裕子がしたためてきた、お客さまへのごあいさつ文をまとめた、桑原裕子初めてのエッセイ集!
http://www.kakuta.tv/honjitsu/
特設ページには、構成・イラスト・デザイン等、すべてを手がけた劇団内の本作りプロジェクトチーム「Fumikura」の製作過程などもご覧いただけます!

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【KAKUTA presents「Monkey Biz #1 」『往転(オウテン)』DVD】4,500円(税込)
今年2020年2月に本多劇場で上演致しました『往転(オウテン)』のDVDが登場です!
2011年に桑原裕子が執筆し、世田谷パブリックシアタープロデュースとして上演し話題を呼んだ『往転』。第56回岸田國士戯曲賞、第15回鶴屋南北戯曲賞の最終候補にもなった珠玉の作品を桑原裕子自身が初演出しました。

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【その他】
・『往転』公演パンフレット&クリアファイル
・劇団公式Tシャツは、「大人デザイン」と「よこがおデザイン」がございます!
・劇団結成20周年記念パンフレット。
などなど、盛りだくさん!

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□■ バラメル吐露 ■□

メルマガ限定の、KAKUTA桑原裕子のメルマガ特別エッセイです。
『ひとよ』公演では、僕(若狭)と夫婦役で久々にガッツリと絡めて嬉しいバラちゃんのエッセイなのですが、ちょっとだけ嘘付いてますね・・・。僕は、泣きそうになんか、なってない・・・よーーだ!グスンッ・・・。

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バラメル吐露

「ひとよ」開幕中です。
開幕中です、開幕中です、開幕中です……
嗚呼、こう書ける喜び。
無事本番を迎え、こうして毎日舞台に立てる日をこの春夏、どれほど願っていたことか。
すでにご来場頂いた皆様、ありがとうございました。
これからお越しになる皆様、心よりお待ちしております。
そしてオンライン配信でご覧頂くお客様、テレビで、PCで、スマホで、お目にかかれて嬉しいです。
というわけでこんにちは、感慨ひとしおの桑原です。

顔合わせは各自宅からのリモートでした。
キャストスタッフ、各事務所のマネージャーがZoomの会議室に人数が集まり、小さく切り取られた窓からご挨拶したわけですが、そのときに私は「今日こうして集まれたことが奇跡のようです」と、話しました。
そう、あの時はほんとうに公演をやると決め、顔合わせの日が来たこと、それだけでもう、夢のようなできごとだったのです。
そのくらい私たちは、この半年間で多くの仕事を、出会いの場を、失っていたのでした。
続けて私はこう話しました。
「おそらく稽古場で顔を合わせる立ち稽古の瞬間に、また私たちは奇跡を感じるのでしょう。そして初日が開いたときに、同じことを思うのでしょう。一歩ずつ奇跡を重ねていきましょう」
それはほんとうにそうでした。
稽古場で実際に皆と顔を合わせたときの嬉しかったこと!
初めてマスクからフェイスシールドに変えたとき。初通しをやれたとき。劇場入りして、初めてマスクを外したとき。
どの瞬間も、奇跡でした。

そして、そして。
ついに初日を迎えたとき……。

今回、終演後のカーテンコールでは、劇団員が日替わりでごあいさつしています。
ロビーでお客様を直接お見送りできないためです。
せめて客席の皆様に一言お礼を申し上げたく、ごあいさつさせて頂くことにしたのですが、初日は私が代表して行うことになりました。
成清団長はわけあってごあいさつできないため(その理由は、本編をご覧いただければおわかりいただけるかと存じます)、まあ私は主宰だからというのもありますし、これから日替わりで行う他の劇団員にお手本を見せなくちゃネ!…なんつういさましい思いもあって先頭切ったわけです。
開演前、キャストたちが「泣いちゃうかも知れないよね」なんて話をしてるなか、逞しい私としてはですね、
「いやあ、初日はさすがにないでしょ。まだ始まったばかりだもん、千秋楽ならまだしも初日はないよ。ってかカーテンコールで泣くのとか、そもそもだめでしょ」とかなんとか……のたまっていたんです。
が……。

まずはスムーズに挨拶が始まり、お、こりゃ良い感じだとやや余裕が出て客席をしっかり見据えて「皆様にお目にかかれる日を願いながら稽古をしてきました…」という言葉にさしかかったとき。
そこにいらっしゃる、50%の客席に座る皆様を見たとき。

うっ。

突然、喉が詰まって、そこから言葉が出なくなりました。
というか、なにか喋ったとたんに「うあーーーん」と子どものように泣きじゃくってしまいそうで、声が出せなくなりました。
しばらく沈黙して、さすがに異常だと気づいたお客様の励ますような拍手でハッとなり、そこからは超スピードで挨拶をしたのですが、袖に戻ったらとめどなく涙が出てまったくおさまらず、なかなか楽屋に戻れませんでした。
ほんとうに、ほんとうに、はずかしくて……。
初日にいらしたお客様、お目汚し大変失礼いたしました。

言い訳するわけじゃありませんが、こんなのは演劇人生初めてのことです。
高校時代、初めて立った舞台で演出の平田オリザさんに「どんなに感極まってもカーテンコールで泣いたりしてはいけない。それがプロだ」と言われて以来、その教えを守ってきました。
どうしても感極まったときは過去に何度かありましたが、まったくバレないようにヘラヘラしながら涙だけ流すというやり方でごまかしてきました。(「彼の地」という舞台の千秋楽で、客席で号泣しているときに舞台上に上げられてしまったことはありましたが)
見知らぬ小劇場を見に行った20代、カーテンコールでむせび泣いている見知らぬキャストを見ては「けっ、だせえな!お前の自己満足で泣くなや!」と心の中で罵りました。(ひどい)
かつて、夢の遊民社という伝説の劇団の、解散公演『ゼンダ城の虜』という作品で、ラストに円城寺あやさんが「少年は動かない。世界ばかりが沈んでいくんだ」という台詞を叫ぶのですが、涙で円城寺さんの声が揺れる瞬間をビデオで見たときばかりはめちゃくちゃ感動して、以来私は「解散公演だけは泣いて良し」と心に誓っていたのでした。
なのに。なのにまさかの初日泣き。

なんとみっともない失態だったとあとあとまで引きずったのですが、なんと翌日、今度はメルマガ編集長・若狭さんが、まったく同じ箇所で、まったく同じように言葉が出なくなりました。
だ、だ、だっせえええええ!!!(自分のことは棚に上げて)
重ね重ね、お目汚し失礼いたしました。

しかし。ほんとうに、ほんとうに、私も若狭も劇団員キャストスタッフみんな、客席の皆さんとお会いできて嬉しかったのです。
あの長く寂しかった自粛期間。
稽古が始まってより恐怖が増し、山積みになった課題の数々。
気がおかしくなりそうなほどに細かい除菌・殺菌対策。
ちょっとの体温変化にびくつく日々。
それらが客席の皆さんの顔を見た瞬間に、ああ、このときを迎えるためだったんだと実感しました。
それのなんと、なんと価値のあることか。

劇場へお越しくださったお客様も、コロナ禍で少なからず覚悟を持って見に来てくださっていると思います。電車に乗って劇場に来るだけで、不安な気持ちもあったでしょうし、勇気が要ったことと思うんです。
それでも劇場に行こう、KAKUTAを観ようと思ってくださったこと。
本当にありがとうございます。
もちろん今回、遠方でお越しになれない方や、まだ外出することに戸惑いがあり、移動できない方もいらっしゃると思います。それでも気持ちを寄せていただけているだけで本当にありがたいです。
よろしければオンライン配信をごらんくださいね。
あっ、ちゃっかり宣伝してすいません。

まだ公演は中日です。
わたしたちはまだ千秋楽という奇跡に立ち会っていませんが、焦らず、慌てず、一歩ずつ。
ひと公演ずつ、丁寧に大切に、そして何より思い切り愉しんで、皆様に「ひとよ」をお届けしていきたいと思います。
願わくば、それが皆様にとって少し特別な、良い「ひとよ」になりますように。
明日もお待ちしております。

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□■ 劇団員活動情報 ■□

【森崎健康・舞台出演!】
グッドディスタンス ~風吹く街の短篇集~第三章
小松台東
『グレートコマツブラザーズ』
作・演出:松本哲也
@本多劇場
9/23(水)15:00
9/27(日)17:30
※KAKUTA森崎健康が今月末に小松台東さんの公演に出演します!チケットも発売中です!全2回公演。皆さまどうぞお見逃しなく!
https://www.gooddistance.net/blank-3

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【若狭勝也・TV出演中!】
NHK Eテレ
『みんなの手話』
放送日:日曜日 午後7時30分〜7時55分
※KAKUTA若狭勝也が、NHK『みんなの手話』2020年の番組内のスキットドラマに「若井さん」役で出演中です!
また過去の出演回も番組ホームページでご覧頂けます。
若井さんへのご声援、よろしくお願いします!
https://www.nhk.or.jp/heart-net/syuwa/index.html

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□■ 『おウチでKAKUTA』更新中! ■□

いつでも、どこでも、おウチでも、気軽にKAKUTAを楽しんでいただけるページです。

◆カクタラボ
2020年5月公演『明後日の方へ』が自粛期間により2021年4月に延期! 行き場を失ったカクタラボの面々が、一年の空白を充実した修行期間にするべく、学び舎を開校!
動画でお楽しみいただけます!
◆おミミでKAKUTA
劇団員が毎回持ち回りでトークテーマを決めて、交代でゆるゆるとお喋りしていくKAKUTAラジオ!

などなど。様々なコンテンツをご用意してお待ちしております。ご来訪、心よりお待ちしています!
https://note.com/kakuta1996

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■□ SNSでKAKUTAを楽しむ□■

誰よりも早くKAKUTAの動向をCHECKしたい!
そんなあなたにうってつけ!劇団の最新情報はSNSから!

●Twitter
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※担当は、僕の年下なのにお姉ちゃんのように暖かく見守ってくれる・野澤さんと、僕より背が低いのに最近僕より大きく見えるしっかりものの・四浦さん、のコンビ!

●カクタラボ
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※KAKUTA若手公演「カクタラボ」メンバーのSNS。様々な企画で頻繁に更新しております。フォローよろしくお願いします。

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※担当は、若くもなく、おじさんにもなり切れないわたくし、若狭です。

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■□ 本多劇場の楽屋から、編集後記!□■

KAKUTA・メルマガ2020年9月号
「ミートグッバイ!号!」いかがでしたでしょうか?
僕も今『ひとよ』Tシャツを着ながらこの記事を書いております。今回は『ひとよ』だらけで申し訳ございません。

『ひとよ』より、若狭のお尻は?!
と思われた方、大変お待たせしました!

先生にも痛いかもしれないと言われた、左のお尻への注射を待ちました。
僕「お願いします!!」
その声を出しただけでも、その振動でお尻が痛み泣きそうになっていました。
あとあと聞いた話ですが、妻の友人に痛みに強い女友達が居て「陣痛より、肉離れの方が痛い。」
と言っていたらしい。

僕は後ろが見えないので、歯を喰いしばっていた。
その直後、人生で一番の痛みがお尻に走った!!
僕は思わず
僕「ふうぅあああああーーー!!!」
と病室で声を出していた。もう我慢出来ないかも、、ダメだ、、と思ったその時、先生が口を開いた。
先生「痛いですか?ちなみに今、消毒を塗っているだけです。」
と。
僕「え?」
先生「まだ注射打ってないです。」
僕「え?」
先生「じゃあ、これから打ちますね。」
僕「はっ?」

その様子は病室の外で様子を聞こうとしていた、酒井晴江にも聞こえていて、病室を出たら笑っていた。
酒井「若さん、消毒で声出てましたね!(笑)」
と。

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人生で一番痛かった痛みが、“消毒を塗られた時”になった。
結局、3回注射を打っても血は抜けずお尻は腫れたまま、痛み止めと湿布を頂き、一旦、自宅に帰って翌日自宅近くの整形外科に行き、肉離れ(ミートグッバイ!)と診断された。

それからはKAKUTAでもお世話になった舞台監督の坂野早織ちゃんがテーピングに詳しく急遽かけつけてくれて、劇団員の矢田未来と細村雄志がテーピングを教わり、稽古前に毎日お尻から膝裏までテーピングしてくれた。

20代のヤダミクには本当に申し訳ない。稽古場に着くなり、46歳のおじさんのお尻を見なくてはいけない。拷問です。
でも、絵の個展も開いたりする才能溢れるヤダミクは、手先が器用なのか、手際がよく無駄な動きがなく、優しくキレイにテーピングを貼る。その様子は、映画「おくりびと」のモッくんを思い出した。
ヤダミクが居れば、穏やかにあの世に行けるかもしれないと思った。

キャスト&スタッフの皆様、たくさんの皆様に支えられ、日に日に良くなり、本番では普通に歩けるように回復できました。
ご心配ご迷惑をおかけしました。
この場をお借りして、本当にありがとうございました。

毎回毎回、演劇の公演を出来る事のありがたさを忘れずに、お越しいただく皆様への感謝の気持ちを大切に、同じ時間を共有できる事を楽しみに、今日も舞台に立ちます。

劇場でお会いしましょう!

ここまでご覧頂きました皆さま、いや、あなた様!お疲れ様でございました。
いつもありがとうございます。
KAKUTAのメールマガジン「KAKUTA's!」、次号は11月!
またKAKUTAの新情報を盛りだくさんにしてお届け致します!
また元気にお会いいたしましょう!
三代目メルマガ編集長・若狭勝也でした!
(P.S. 劇団員の四浦が僕のことを「お尻さん」と呼ぶようになりました。)

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◇KAKUTAホームページ
http://www.kakuta.tv/
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