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リコード半年記念。思い返すと。

どうも。トニーです。
先日、10月15日にありがたいことにリコードが半年を迎えました…!
本当にありがとうございます!
地元の方や友だち、新しく知り合った仲間など様々な方に支えられて6ヶ月を迎えることができました。本当にありがとうございます。
たかが半年、6ヶ月ですが、本当にいろんなことがありました。
今回は簡単に振り返りつつ、今後どんなところにしようかなという点をまとめていきたいと思います。


1.4月15日オープン日〜悩み〜

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オープン日の数日前にはオープン記念パーティーをやりました。
それまでにもツイッターやルビッチの家という僕がいたシェアハウスのメンバーなどが助けてくれて、なんとかオープンに漕ぎ着けることができました。結構時間がない中でしたが、なんとかオープンすることができました。
オープンした時の名前は「しるしカフェ-LiCoD-」。
今思うと懐かしい名前ですが、もともとしるし本を広める場所ということで、オープンしました。しかし、一般的な認知度が全くなく、マネタイズに苦しむ日々でした。当時は、しるし本しかものがなく、本当に「なんの店なのか」自分でもよくわからない状態でスタートをさせました。
本来、シェアハウスの1階でやろうとしていたものが、シェアハウスの解散により、別の場所でやるざるを得なくなり、この大塚の地にたどり着きました。後付けにはなりますが、もともと僕は大塚生まれで、リコードすぐ裏にある大塚病院で生まれました。そんな想いから生まれ故郷に少し恩返しをしたいとも考えております。

2.5月の出来事〜家を失う〜

実はこのころ、家を失っています。どういうことかというと、もともとシェアハウスに一緒に住んでいたあるご家族のご好意で、シェアハウスが解体した後のマンションでも一緒に住ませていただいていました。しかし、「家族の時間を大切にしたいから」という理由で、突然追い出され、家を失いました。そして、転がり込むように、別の場所で居候をすることになりました。
この時、家を失うのはまあ良いとして、仲間も同時に失いました。シェアハウス時代から一緒にやって来た場所で、ほんの1ヶ月ですが、運営したにも関わらず、僕はここでひとりぼっちになってしまいました。心細くて、どうしようという感情と共に、「もうやめようかな」なんて思う日もありました。ただ、せっかく始めた場所だし続けてみようという想いとともに、常に応援をしてくれている今井さんにこの場所を見てもらうまでは頑張ろう、という一心で続けました。

3.6月の出来事〜居候に居候ができる〜

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そして、居候をしていた僕にも居候ができます。それが今の店長のじこです。もともとシェアハウスで1ヶ月くらい住んでいたんですが、どうにもこうにも親の教育というか、親との関係があまり好きでないらしく、しょっちゅう家出をしていました。シェアハウスもなくなってしまい、居候するところがなくなったそのタイミングで、リコードにたどり着いたようです。
あまり絡みがなかったので、どんなやつかよく知りませんでしたが、「何かをしたい」という想いは感じていたので、おもしろそうだし、居候をさせてみることにしました。今だから言えますが、当時はあまり好きではありませんでした。
ところが、いるといるで厄介だし、迷惑なので、「イベントでもして、少しでもお金稼いでよ」ということで、翌月よりイベントをさせることにしました。居候から店長の誕生です。
そんな彼が11月に誕生日なので、みんなでサプライズしましょう。

4.7月の出来事〜イベント侍〜

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7月はイベント三昧でした。
特に、「はじめまして会〜いちごいちえ〜」(6月だった笑)は大当たりし、14人ほどのはじめましての方々が集まってくれました。その時に、改めて初めて「この場所を開いてよかったな」と感じることができました。
そのほかにも、仮面ライダーやパブリックビューイング、新海誠を語る会など本当に多種多様なイベントを行い、だんだんとその輪を広げていきました。
また、この頃くらいに「雑貨屋さん」を正式に名乗れるようになってきました。それもひとえにさいごんすりむさんのおかげです。もともと一緒に仕事をしていて、美大卒の方。営業がめちゃくちゃできるので、とても信頼してるのですが、リコードができた当初から気にかけてくれていて、雑貨屋さんにしたいという想いも叶えてくれました。いつも頼れる兄貴みたいな存在です。

5.8月の出来事〜不器用の極み〜

8月も引き続き、イベント三昧でした。順調に赤を脱するかと思っていた矢先に問題が起こります。店長の飽きです。彼は本当にすぐ飽きるんです。実はびっくりするくらい不器用で、よく事故(というより失敗)をします。だから、じこと呼ばれているんですが、よくじこる上に、飽き性と来ました。これは困ったものです。
しかし、先月からの連続イベントのおかげもあり、少しずつ地名度が上がっていたようで、新しい人から声をかけてもらえるチャンスが格段に増えました。まがいなりにも続けていくといいことあるみたいです。
そこで出会った刺激的な方々がリコードを使ってくれ、新規事業などが生まれ、さらにリコードが面白くなっていってました。

6.9月の出来事〜新しい展開〜

9月は店長の飽きもあり、イベントをそこまでできませんでした 。しかし、リコードで毎月イベントをやってくれている方がいます。それがミナキさんです。ミナキさんはしるし本で知り合ったんですが、実はボードゲームのオンラインサロンもやっていて、毎月リコードでイベントをやってくださっているめちゃくちゃいい方です。
また、冒頭で登場した今井さんと「しるし本交流会」でついにご対面することができました。これまでの1年弱、オンラインではなんどもやり取りをしたことがあったんですが、お会いしたのがこの日が初めて。リコードがあるのは今井さんのおかげと言っても過言ではないくらいお世話になりっぱなしです。当日は新婚旅行の一貫としてリコードに来てくださり、成田空港で足止めをくらい、遅くなったにも関わらず、来てくれました。本当に感謝しかありません。

7.10月の出来事〜そして、半年〜

10月は雑貨屋さんとして、大塚で知名度を上げるために、ビラ配りやチラシ貼り、看板の設置など、アナログな方法に力を入れはじめました。少しずつではありますが、確実に成果は出てきており、だんだんとふらっと寄ってくれるような方も増えているので、ここからがさらに踏ん張りどころだなと思っております。
最近だと、地元の方で通称大塚センパイという方が週に何度か来てくれるようになりました。本当にありがたいです。
また、事実上ホームレスとなり、お店に住んでいるので、リコードのことだけを考え、日々どうやったらたくさんの人にステキな雑貨を買ってもらえるのか、どうしたらより多くの方にきてもらえるのかを考え、過ごしていきたいなと思っています。

8.これから〜リコードらしさ〜

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皆さんのおかげで半年を迎えることができたリコード。
本当は個別で感謝をしたい方がもっといるのですが、長くなってしまうので、割愛させてください。ありがとうございます。
何にもできない僕だけど、僕には皆さんがいます。実はあまり人を信頼していない人間ではあったんですが、最近、少しずつ人間の感情を取り戻してきました。
これからのリコードは、「好きを、遠慮なく言える場所。」をさらに追求し、老若男女どんな人でもまったりできるようなお店を目指していきたいなと思っています。
昨日の店長のツイートにリコードらしさを改めて感じました。

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来た人が思い思いに過ごしてくれる場所。それがリコードです。
この半年でだいぶ変化をしてきたリコードですが、これからもおそらく手を変え、品を変え、挑戦をし続けるお店であり続けると思います。
次の1周年のときには、より多くの方を巻き込めるように、多くの方に楽しんでいただけるように頑張りますので、引き続きリコードをよろしくお願いします。



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