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最低限の枚数で人の心を掴む写真のコツ。【ブロガーのためのスクワット/第04話】

■まずはこの記事を含むマガジンの登録を強く推奨する。写真編に入ったらめちゃくちゃ用意することや考えることが増えたので、モチベーション維持のために単発記事の価格を見直す。マガジンは据え置き価格なのでお得である。

ちなみに、前回の記事はこちら。

あなたの文章が読んでもらえるかどうかは、8割写真で決まる。

 第4話。撮影法の前に「撮るべき写真」の前提条件を整理していく。

 これは誰が悪いというわけでもないのだが、誰かに何かを伝えたくてテキストを書いても、ほとんどの人はただちに読み始めない。ていねいに言うならば、最初から全集中でテキストの中身を読み取ろうとするわけではないということだ。

 ほんの数文字ならば目で追わなくても意味が飛び込んでくるが、伝えられることはかなり少ない。新聞の見出しや雑誌のキャッチコピー、本のタイトルなどが基本的に少ない文字数でまとめられているのは、買ったり読み始めたりする前にまず興味を持ってもらうためだ(それを逆手に取って長い文字数で目を引く、検索に引っかかろうとするなどのテクニックもあるが、あくまで変則的な手法だ)。

 ブログもしかり。たかだか140字のTwitterもしかり。今の時代、目で追って読まなければいけない文章はすべて「長文」と認識されると思っていい。

▲少ない文字数と目を引く写真。雑誌の表紙や目次はつまり、キャッチとサムネイルだ。

 それ以前に、まず自分のブログや記事(これはnoteでも寄稿先のサイトでも、好きな言葉に置き換えてもらって構わない)を読みに来てもらわなければ話にならない。「本質的ななこと、いいことが書いてあればいつかは千客万来……」という期待はしないほうがいい。文章を書くのはもちろん、読むのにもカロリーが必要だ。

 読んでみてつまらなかったらどうしよう、そもそも文章読むのめんどくせえな、という気持ちはつまり、リスク回避だ。まず読んでもらうということのハードルはとても高く、それをクリアしなければあなたの文章は「ただそこにあるだけ」になってしまう。

 ではどうすればまず読んでもらえるのか。答えは明確だ。

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