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好きだけど、嫌いな東京

7月中旬に日本に帰国して、ここまで東京で約2週間を過ごしました。
実家を拠点にしながら、人に会ったり、イベントに出演したり、友達とのんびりしたり、美味しい日本のご飯を堪能したり、と快適な日本滞在を送れています。

▲登壇したイベントの様子 

 
前回の世界一周の時は、3週間の東京滞在がちょうど良かったのだけど、気候のせいか、今回は1週間で十分だと思いました。
 
東京は人に会うにはもってこいの街だと思います。
この2週間だけで、友達、前職、恩師、初めましての方含め、数十人とお会いさせていただいて、色々な刺激を受けたし、ビジネスのお話もいただいています。エストニアにずっといると、ある種新鮮さが失われてしまってマンネリ化してしまうのですが、改めて自分が世界的にもかなり注目されている国にいることを再認識したし、もっともっと発信していこうと決意を改めさせてもらえました。
 
ただ、暑い。そして混みすぎ
この2つだけで、夏は東京から離れたいと思ってしまいます。
あとは街がコンパクトなタリンに比べると、東京の街自体が大きすぎて、やはり移動に費やす時間と労力はそれなりにかかってしまうんだろうな、と。
 
でもこれらも東京を出て初めて気付いたこと
東京で暮らしていた25年間、当たり前のように受け入れていた環境が、実はかなりストレスフルだったことに、東京を出て初めて気付きました。
僕は別に日本や東京を出ることが正解だとは思いませんが、”東京の外に出る”、”日本の外に出る”という選択肢があることを知った上で、東京に残る選択をすることに意味があるように思えます。

例えば、バックパッカーの先輩、金丸文武さんは、世界二周した後に、故郷の宮崎に帰って古民家居酒屋を興そうと奮闘中です。(挑戦中のクラウドファンディングはこちら)。金丸さんは今回のことを”攻めの帰郷”だと言っていました。世界を2周した上で、故郷が一番だと思えるってこと、すごく素敵なことだと思います。

金丸さんの例は極端かもしれませんが、東京にしか住んだことないのに、日本にしか住んだこと無いのに、”東京サイコー”とか”日本は世界で一番”と言われても、薄っぺらく聞こえてしまいます。実際の足と目で経験したことは誰にも否定できない訳ですから
  
僕の理想の生活は気候が良い場所に、気候が良い時に住むこと。
夏の拠点はエストニアが良さそうなので、しばらくはエストニアに住んで現地のことを深く理解しようかな、と思っています。
東京は好きだけど、1年中ずっといる都市でない気がしていて、そういう意味で、好きだけど嫌いな都市です。
 
エストニア渡航まで残り1週間、準備を固めつつ、最後まで極力会いたい人に会って、英気を養ってエストニアに向かいたいと思います。


サポートしていただいた暁には、よりディープなエストニアを探訪してきたいと思います。今年は色んなサウナを巡る予定です。