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Forbesには書ききれなかったエストニアブランディング戦略の裏側

先日、大変光栄なことにForbesオフィシャルコラムニストに就任いたしまして、エストニアのブランディングを手がける政府機関「Brand Estonia」に関する記事を2本リリースさせていただきました。

この記事では、Forbesに書ききれなかったBrand Estoniaの素顔や、取材裏話について書き連ねていきたいと思います。


目次

・Forbesで記事を書くに至った背景
・実は取材前は疑心暗鬼だった
・それぞれのコアメッセージはどう生まれたのか
・国のブランディングはワールドカップ!?
・ぼくら日本人がエストニア人から学べること


Forbesで記事を書くに至った背景

昨今の電子国家ブームで、エストニアに関する情報はこの半年でも一気に増えました。一方で、エストニアのマクロ的な側面に注目する記事はあっても、より細かい施策や考え方にまで言及している記事は少ないな、と個人的に思っていたのです。そんな折に知人を通じてForbes Japanさんに打診をしたところ、快諾をいただきまして、執筆することに!

執筆が決まったあの日は何回もガッツポーズをしたことを覚えています。

さて、今回の一連のシリーズのテーマは「日本人が知らないエストニアのいま」。現地在住、エストニアのスタートアップに勤務する自分だからこそ書ける記事を書こう、と心がけています。

中でも最近自分がデザインやブランディング、そしてマーケティングに興味を持っていることから、まずは「国のブランディング」という珍しい取り組みをしている政府機関Brand Estoniaを取材してみよう、というのが今回の記事の執筆に至った背景です。

ちなみにまだ記事読んでないよー!という方は以下のリンクから是非ご覧ください!

黒幕はデザイナーたち 電子国家エストニアの知られざるブランディング戦略

「ブランディング=ロゴ制作じゃない」電子国家エストニアを構築したデザインプロセス


実は取材前は疑心暗鬼だった

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サポートしていただいた暁には、よりディープなエストニアを探訪してきたいと思います。今年は色んなサウナを巡る予定です。