「もう会社に行くことはない。そのまま産休に入るから」
こんなことを言われるとは思ってもおらず、2月も学生時代の友達による新居訪問、ともちん（夫）パパとのBリーグ観戦、ご近所友達夫婦との台湾料理など色んな予定を入れていた。

今から思えば、毎回しっかり子宮頸管の長さを測ってもらっていれば、ここまでの事態にならなかったかもしれない…

◾️3週間ぶりの妊婦検診

この日は1月の妊婦検診から3週間ぶりの妊婦検診で、朝からいつも行っている近所の産婦人科へ。

パートナーも一緒に行くとエコーも2人で見ることができるため、パパになる実感を持ってもらうためにも時々一緒に検診に行っていた。
我が家の場合、私1人だとドクターに色んな話を聞いた後、自分の聞きたかったことをすっかり忘れて帰ったり…ということもあるため、ともちんもいてくれると助かる！

◾️いつも通りの検診

血圧とお小水をいつも通り自分で終わらせてすぐに名前を呼ばれ、先生の診察の前にエコーだけ専門技師？の方がやってくださる。その場合、そこでは詳しい話はされず、何か異常がなかったかだけ診察時に伝えられる。

診察では、最近気になることや困ったことなど聞かれ、もうすぐ妊娠後期になるので遠方への帰省や旅行などは今月中に行ってくださいと話をされた。

◾️前置胎盤

私は妊娠中期（妊娠5ヶ月くらいに受けた）の精密スクリーニング検査で「前置胎盤ぎみ。これが28週までになおらなければ帝王切開になる」と言われていた。

この日は27週5日。あと2日で帝王切開決定の28週。
多くの場合は、28週には胎盤の位置は自然と改善されるケースが多く、帝王切開になることは少ないらしい。

正直、帝王切開って…よくわからない…
パッカーンってお腹開けて、オギャーってなって、チクチク閉じる。
これ、あかずきんちゃんのおおかみと同じだね…エグいね…
麻酔って全身麻酔？ベビーが生まれる時って意識あるの？意識あるとそれはそれで恐ろしい…
考えると考えるほど怖くなってくるので帝王切開のことはあまり調べない様にしていた。

この前置胎盤の話題は、決定が下される28週に向けて年明けから私たち夫婦の気になるトピックスになっていた。
果たして前置胎盤はなおったのか？！

◾️「前置胎盤ってどうなりました？」

先生が「はい、じゃあ、今回はこれで終わりです」と言った瞬間に
「前置胎盤ってどうなりました？」と切り出したのはともちんだった。
ドクターは「？？？」という反応。

この病院は担当医などは決まっておらず、ドクターが1人1人の患者のことをしっかり把握している…という訳ではない（それでも病院なんだから過去の妊婦検診のカルテに目を通すなりして把握すべきだとは思う。が、彼らはとても忙しい）

中期スクリーニングの時の話をすると「診てみましょうか！」と言ってくれて、その場でも再度エコーをすることになった。
「ん？！」という謎のドクターの反応に、長いエコー。不穏な空気が漂う…

◾️前置胎盤はなおってるけど…

ドクター「前置胎盤はなおってるけど……切迫早産ですね」
えりな（私）&ともちん「？？？」
突然のことでよくわからないままドクターの説明が続いた。

ドクター「さっきまでの話（帰省や旅行）は忘れてください。子宮頸管という部分が2.5cmしかなくて、今の時期にしては短すぎる。病院によっては入院になるけど、とりあえずは自宅安静で。今、赤ちゃんが生まれちゃうとまだまだ未熟なので、後遺症が残ったりするケースもあるので本当に気をつけて。いきなり破水することもあるので1人での移動はせずに旦那さんが付き添ってあげてください……ベラベラ（説明は続く）…」

ドクター「会社は休める？難しいかな？診断書を出そう！」
えりな「？？？会社にはとりあえず1週間休むって伝えたらいいですか？」
ドクター「ずっと」
えりな&ともちん「ん？！？！？！」
ドクター「もう会社に行くことはない。そのまま産休に入るから」

えりな「！！！（そ、そうなの？私もう1回も会社行かないの？突然？そんなことってある！？）」

◾️突然の切迫早産と子宮頸管2.5cm

診察が終わり、診断書を手渡された。
切迫早産で自宅安静になった友達はいたけれど、これまで「切迫早産ぎみですね」とすらも言われたことがなく、突然のことでなんだかふわふわ…。

帰り道はいつも通り歩いて帰った（車で帰るべきだった？！）
歩いていると、こんな風に外を歩くのもしばらくないんだな…この商店街に来るのもしばらくおさらば…と不思議に感じた。

◾️自宅安静の過ごし方

自宅安静は基本的に寝ていて、起きていいのは食事、トイレ、お風呂。
湯船は寒い時期なので浸かってもいいけど長風呂はダメ。
移動は基本、車。買い物などの外出禁止。
家事はやらないで。旦那さんがやってください！

➡︎つまり「自宅でずっと寝ててね。他は最低限のこと以外しないで」ってこと

◾️検診後に抱き枕を買う

検診の後は元々、産前・産後に使える抱き枕兼授乳クッションを1人で買いに行く予定だった…
が、突然それも行けなくなったので、ともちんのおつかいミッションも同時に開始！

我が家はゼクシィBabyに載っていた西松屋のものを購入。
まさか自宅安静になると思っていなかったので「どのくらい使うかわからないから、コスパ重視◎評判もそれなりのもの」という基準で選定。

自宅安静なら寝ている時間が多いので、もっと高いのを買っても良かったなぁ…

ちなみに1番人気は「サンデシカ」👇

1年前に出産した妹のおすすめはこちら👇

抱き枕って大きくて処分に手間取りそうなので、しっかり検討するのが◎

こうして私の自宅安静ライフがはじまった。