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山との5年

こんばんは、つぐみです。
随分久しぶりな気がします。

究極の私事ではありますが、
登山を始めて5年経ったらしいです。

今日、とある山に行ってきて「初めての登山なんです」と教えてくれた高校生に出会い、なんとなく登山と自分について振り返りたくなりました。
ということで、なぜ登山を始めて、こんなにも熱中できたのか書き残しておこうと思います。
お暇な方はお付き合いください。

登山を始めたのは結構後ろ向きな理由で、
人と話したくなくなったからでした。

今だから言える話なんですが、
当時、19歳の僕はいろいろ挑戦してみた結果、
かなり人付き合いに疲れていました。

もちろん後悔はしていませんし、今に活きていることばかりなのでたくさんの人に感謝しています。

ただ、当時は感謝する余裕も、
将来のことを考える余裕もありませんでした。

そんなとき、ヤマノススメというアニメに出会い
 「山なら、人いないかも。」と思い、軽い気持ちでいきました。

今思えばマップもない、事前調査もない、装備もない
といった状態だったのでよく生きて帰ってきたな
と思っています。

初めて登山をした感想は
「なにか剥がれる感覚がする」でした。

最近読んでいる山マンガの表現を使うと
「山の中で今に集中することで、社会で生きる中で無意識に植え付けられたしがらみの殻がポロポロと落ちていく感じ」
っていった感じです

サウナでととのう のとかなり近い感覚ですが、
個人的にはちょっと違うような気もしています。
(気になる人は登ってみてね)

この感覚によって、何かが戻ってきた感じがしました。

当時は引っ越しのアルバイトをしていたのですが
それを始めた理由も「人と極力話さなくていい仕事だから」
でした。

でもこの登山を期に引越しのアルバイトでも
目をつけてもらい、小規模な現場のリーダーなどを
経験することができました。

この引越しバイトのリーダー経験は
今の業務でかなり活きているので本当に感謝しています。

そんなこんなで山にのめり込まれていった僕は
2年間、ソロでいろいろな山に行きます。

苦手意識はなくなったものの、
人と関わりすぎると疲れてしまうことは、今現在でも治っておらず、山に行くことで殻を剥がし、感覚を戻しています。

だからソロであることに意味がありました。

ただ、そんな中で山に興味を持ってくれる友だちが
たくさんできました。

実は友だちと山に登ることに不安もたくさんあったのですが
それはそれは楽しくって、疲れるようなことは今でもないです。
もちろん体力的には疲れますが。笑

そのうちに、友だちと登るからこそ感じられる気持ちにも
気づくようになり、グループ登山の楽しさに気づきます。

そうこうしてるうちに登山を始めて5年が経ちそうです。

大げさではなく自分を救ってくれた
この趣味や、日本の自然に感謝して、
これからも楽しんでいきたいと思います。

それでは!

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