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愛されてないと思っていたのは。

どうもぐみです。


今晩、愛知を…というより、実家を出て
明日から東京での生活が始まります。


今年で20年となった
僕の人生のほとんどは

「愛されてない」
うーん、もっと言うと

「愛されてはいけない」と
思ってしまっていた人生でした。


僕の産みの母は
再婚相手が僕が嫌いだからという理由で
僕を捨てたらしいです。

二番目の母は
父を独占したいのに
僕がいるからできないと
僕なんかいなければよかったのに、と
最後に残して逃げました。

三番目の母は
僕と父のことよりも
ネットゲームとたばことパチンコが
好きな人でした。


今まで言ってきませんでしたが
僕は女性不信です。

今ではそれなりに面と向かって
話せるようになりましたが

一時期は相手を「女」と認識するだけで
震えが止まらなくなりました。


女性不信が良くなったのは
今の母と出会ってからです。

今思えば
母には迷惑をかけてばかりでした。

再婚当時僕は中二。

難しい年頃だったに加えて
僕は「母親」というものを
知りませんでした。

もっというと「女」というものと
向き合う気はありませんでした。


母には連れ子がいたので
僕には突然歳の離れた兄弟ができました。

そして父の単身赴任が決まり
家の中には僕と母と新しい妹弟のみ。


正直、何をしていいか
わかりませんでした。


母の料理はすごくおいしいんです。

でも「母の手料理」なんて
今まで知らなかったものだから

どんな顔をして食べていいか分かりません。


学校はどうだった?

なんて聞かれたこともないから
何と答えていいか分かりません。


そして僕はネットの世界に逃げました。

実は僕とSNSの出会いはここなのですが
これについてはまた今度のnoteで。


今まで家に一人、もしくは父と二人が、
当たり前だった僕にとって
新しい生活は騒がしすぎてついていけなくって。


そして学校にも友だちはあまりいなくて

ついにグレます。



誰とも口は利かない
授業は全部無視
そして
ネットに悪口を書き込みまくる

リアルが充実してるやつなんか敵だ。

人間なんか全部死ねばいいのに

俺なんで生まれてきたんだろう

死ね。死ね。死ね。


何回書き込んだか分かりません。


そしてそのネットの書きこみを
母が見つけてしまったようです。

部屋に飛び込んできた母は
なにこれ?と聞いてきました。


無視しました。


何度も聞いてきたので
うるせえ黙れ。とひとこと。


そこから殴り合いの喧嘩をしました。

喧嘩の間のことはよく覚えていません。


でも喧嘩してる間、
なんとなく心が温かくなったのを
僕は覚えています。

あぁ、俺に向き合ってくれる女の人がいるんだ。

と思ったとき

もしかしたらこの人なら。

と希望を持てました。


今までの母親は誰一人として
僕と向き合おうとしてくれませんでした。


でも、この人はなんか違うかも。

そう思えました。


それから、母は僕にとって
特別な存在となりました。


誰にも打ち明けられないようなことを
打ち明けられる相手になりました。


そしてそのおかげで僕は
彼女もできます。

結果あまり
いい別れ方はできませんでしたが
今となっては僕の成功体験です。


正直、まだ女性は怖いです。

何考えているか分かりません。

強く見せてるだけで
話すときはすごく緊張します。


でも、
克服したいと思えるようになったし
誰かを本気で愛してみたいと
思えるようになりました。


それは母が愛してくれたから。

そのはるか昔から
父が僕のことを見守ってくれてたから。

僕は、今の僕の家族ような家族を
いつか自分が父となって
持てるような素敵な男になりたいです。


今、僕の周りには
もう信じられないほどの
たくさんの素敵な人がいて

ぐみのことが好き

と言ってくれます。


でも思えば昔から
父から愛してもらって
母から愛してもらって
妹、弟から愛してもらって

僕は幸せに生きてきたようです。


愛されていない
愛されてはいけないと
勝手に思っていたのは

どうやら僕の思い込みだったみたいです。


だから僕は今日も明日も、
1年後も、10年後も言うんです。


「僕は人に恵まれて最高に幸せなんです。」
と。


逃げる僕と向き合ってくれた人たちと
何よりも、自分が幸せになるために。


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ここまで読んでくださって
ありがとうございます。


昔から「愛」について考えることが多く
その答えはまだ出てません。

でも僕は今、すごく幸せです。


辛い、死にたいと思ってた自分に
全力で伝えたいです。

もう少し踏ん張れ、と。


この一連の出来事から
僕は、2つ、学んだことがあります。



罪を憎んで、人を憎まず。


僕は過去の母親を恨んでいません。

彼女たちからは
たくさんの人生を生きる術を学びました。


そのおかげで僕は
好かれる人間になれました。

感謝しているぐらいです。


でも僕は彼女たちにされたことは
誰に対してもしません。

したことは僕の価値観の中では
間違っていることなので。



世界は見方次第でどうにでもなる。

母に受け入れてもらって
幸せだと思った瞬間

すべてのものがキラキラして見えました。

幸せだと思えば、幸せになれるんです。

今どんなことがあっても
上を見て「ははは」と笑えば
きっとなんとかなります。



書きたいことはたくさんありますが
この続きはまた今度。


さて、また波乱万丈な旅が始まります。

楽しみです。


西田就海。

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