今回は、2024年2月5日に鎌倉小町通りの脇道にオープンした鎌倉紅谷の新店舗、「小町横路（こまちよこみち）店」周辺でおすすめの飲食店4選〈第１弾〉をご紹介します🍽️（今後、第2弾も予定しています！）。

小町通りのメインストリートから一歩横路へ入ったこの通りは、車の通りも少なく落ち着いた鎌倉時間が流れています。お散歩ついでに、ゆったりお過ごしいただけますと幸いです♪
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（本記事の掲載内容は2024年3月時点のものです）

今回も引き続き、「鎌倉紅谷 小町横路店」近隣でおすすめの飲食店4選をご紹介します！

4軒目は、白と黒を基調としたシックな外観の一軒家レストラン「Pondichéry（ポンディシェリー）」さんです🏡

古木や真鍮をテーマカラーとした落ち着いた雰囲気の店内には、オーナー自ら手作りしたオーナメントや異国情緒あふれるアイテムが飾られています。

こちらでいただけるのは、オーナーシェフの本多さんが手掛ける、南インドのスパイスを使用したフレンチベースのお料理。メニューは、〈ライト・スタンダード・スペシャル〉の3つのコースから選べます。 

今回はランチタイムに〈スタンダードコース〉をいただきました🍽️取材時（2024年1月24日）は冬の食材を存分に楽しめるお料理を満喫！ 

どのお料理にも素材に合わせたスパイスが使われており、中には味わったことも聞いたこともないスパイスがありました！お料理が運ばれてくるたびに、好奇心を掻き立てられます…！スパイスの風味はしっかり感じつつも主張しすぎず、お料理の味を更に引き立てているのが魅力的です✨

 個人的には、メインのお料理に添えてあった「人参ソテー」が印象的でした🥕オレンジジュースの中にクミンシードを入れ煮込んだ後、煮汁に数日間漬け込み提供前にカットしバターソテーしたものですが、とても丁寧なお料理だなと感動しました。

 そんな素敵なお料理を手掛けるオーナーシェフの本多さんに、スパイス料理にこだわっている理由についてお話を伺いました。

本多さんが17歳で最初に就職したのは紅茶専門店でした。原産国であるスリランカやインドを訪れるうち、スパイスにも興味持つようになったとのこと。その後、19歳でフランス料理の世界に入り、いつか自分のお店を出す時にフランス料理とスパイスを融合させたら面白そうだと考えていたそうです。

また、今までに訪れた国々で貧困に苦しむ子どもたちを見てきたという本多さん。父親という立場からも子どもの未来について考える機会が多くあったとのこと。料理人として、ただ料理を提供するだけでなく、貧困の国の人々やその子どもたちの一助になれたら…と考えた時、スパイスにこそ、そうした力があると気づいたそう。お料理に珍しいスパイスを取り入れて人々に興味を持ってもらうことで、生産者の方々やその現状について知ってもらう一つのきっかけになるのではないかと考えたそうです。

本多さんの思い描く平和な世界とは、日々の生活のちょっとした場面に、少しずつボランタリーな要素が入っている世界。またそれは、お店を続けていく上での大きな目標でもあるそうです。「マネタリー経済から、さらに一歩成熟したボランタリーな経済をつくっていきたい」とお話してくださいました。オーナーの愛にあふれた人柄が、お料理を通してお客様の心に届き、みんなにとっての嬉しい輪が広がっていく…素敵な循環を感じました💞

未知の味覚に出会うことで、こんなにも世界が広がるのかと感動した体験でした。くつろぎの空間と素敵なお料理で、心と身体に贅沢なひと時をお過ごしください♪

［店舗情報］
店舗名：Pondichéry（ポンディシェリー）
所在地：神奈川県鎌倉市雪ノ下1-2-3
電話番号：0467-84-7610
定休日：毎週火曜・第1，第3，第5水曜
公式サイト： https://www.instagram.com/pondichery_kamakura/

小町横路店に到着！スタッフの皆さんが元気に迎えてくれました😊
最後までご覧いただきありがとうございました💖

小町横路店周辺には魅力的な飲食店がたくさんありますね！近くへお越しの際は、ぜひ訪れてみてください♪
次回、Vol.17もどうぞお楽しみに✨