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Vもぎ・Sもぎ・学校実力テスト出題比較(1)夏休み前の3教科

VもぎとSもぎどう違うの?という質問をよく受けるのでここでまとめてみようと思います。さらに学校で実施されている実力テスト(到達度テスト)もSもぎの総進図書さんのものをまとめてみます。


夏休み前の3教科出題比較

受験者の多いVもぎの特徴ですが、6月~7月は県立そっくり模試ではありません。

6月・7月のVもぎ3教科の特徴

●3年生範囲の出題はなし
●国語は古文・作文がない
●英語は英文法だけの大問がない、ライティングがない
●数学は立体図形の大問が出る(県立入試では立体図形の大問は出題されない)
●数学の証明は完全証明(県立入試では、証明の続きを完成させる)

夏休み前のVもぎは出題が県立の形式と異なります。同じ形式で練習したい場合には、Sもぎがいいでしょう。学校の実力テストもSもぎの会社を採用している中学校が多いのでその練習にもなります。

6月・7月のSもぎの3教科の特徴

●3年生範囲の出題はなし
●国語は6月から県立の出題に合わせた出題になっている(古文・作文あり)
●英語の出題形式は最新のものではないが、2年前の形式での出題になっていて、ライティングなども出題される
●数学は証明問題が県立の出題と異なり完全証明ではなく選択問題と合同条件を記述
●数学の最後の大問では県立入試に合わせた数学を活用した出題になっている


模擬試験とは異なって学校の実力テストでは英数で3年生で扱われる単元も出題されます。出題形式はSもぎのように県立入試にやや似せています。最新の形式ではありませんが、やや古いタイプの県立入試の出題に似せて作られています。

夏休み前の学校実力テスト3教科の特徴

●3年生の範囲も出題される(展開・因数分解、現在完了)
●国語は古文・作文が出題される
●英語の出題形式は最新のものではないが、2年前の形式での出題になっていて、ライティングなども出題される
●数学の証明は選択問題と合同条件を記述する
●数学の最後の大問では県立入試に合わせた数学を活用した出題になっている


夏休み前の模擬テストですが、3教科の学習が遅れている生徒はSもぎを受検しましょう。学校実力テストととも親和性が高く、県立入試にも出題形式が似ています。県立入試形式での練習が早めに行えるのもプラスになります。

最近では、学校の定期テストで業者テストを採用する学校が増えてきています。この業者テストもSもぎの総進図書のものが使われていることが多いのでSもぎ受験の方が、その練習にもなります。

県立入試の形式を積まなくても大丈夫な学力の生徒はVもぎでいいでしょう。Sもぎは3教科の出題が、Vもぎより簡単になるので偏差値が出やすく、学力上位層の判定としてはあてにならないところもあります。特に数学で難易度の高い問題がVもぎでは出題されます。


夏前模擬試験3教科まとめ

●夏休み前のもぎ試験は3年の範囲は出題されない
●出題形式を県立に似せているのはSもぎ
●学校の実力テストはSもぎと親和性が高い
●学力上位勢でなければSもぎを受験した方がより本番に近い練習になる




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