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忌野清志郎さんとつんくさん

忌野清志郎さんとつんくさん。この二人には共通点がある。
一つはミュージシャンでボーカルであるという点。
もう一つは喉頭癌というノドの癌になったという点だ。

喉頭癌

治療法として、喉頭摘出手術を受け喉頭を取ってしまう方法がある。
しかし術後、声が出せなくなると宣告される場合があるという。

お二人のウィキペディアを調べるとこう書いてあった。

清志郎さん
2006年7月13日、公式ウェブサイト「地味変」にて喉頭癌で入院することを発表し、すべての音楽活動を休止する。
癌の摘出をすると声が出なくなると宣告されたことから、放射線や抗癌剤での完治を図り、入院後2週間で代替医療へと治療法を変更。
これは、がんセンターでの現代医学的な治療計画では胃に穴を開けての流動食生活となることを余儀なくされ、これに伴い唾液腺が消滅し、唾液が出ないためステージで歌うのは困難になると言われたことから。

つんくさん
2014年3月6日、喉頭がんを患ったことを公表した。9月25日、いったん「完全寛解」を発表したが、がんが再発見され、10月上旬に手術を受けていたことを10月17日に明らかにした。
(中略)
2015年4月4日、自身がプロデュースした母校・近畿大学の入学式に出席。2014年10月の手術の際に声帯を摘出し、声を失っていたことを自ら公表した。


ちなみに清志郎さんは2009年に58歳で亡くなっています。死の直前までライブ活動を行なっていました。つんくさんはパソコンによる文字入力で今も精力的に活動されています。

人はいずれ…

ボーカルとして声を失うという事は自分の生きる価値を疑ってしまう程の事ではないだろうか?我々のような一般人が声を失うのとは訳がちがう。それを失っても生きる意味はあるのか?

声を失うことを拒み、放射線治療を選択した清志郎さん。

声を失っても生き抜く事を選択したつんくさん。

どちらが正しいということはないと思う。人はいずれ死ぬ。ただ言えることは、お二人の生き様は私にはとても眩しく映っている。

休日の夜、そんな事を想った。

#想い #忌野清志郎 #つんく #喉頭癌 #生きる
#音楽 #癌

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