見出し画像

未来文明史論2019(13)台風19号情報と防災減災試論1

【問題提起】
#寒露  の候、どんどん寒くなってきました。ところが、今週末3連休、10月11・12・13日ごろに、大型の #台風18号  が接近します。
#台風15号  では、千葉や大島など甚大な被害をもたらしました。
今年の傾向として、台風の数は減ったものの、勢力が強いままに日本列島に上陸することが多いように思いました。このような自然災害に対して、人類はどのような対策ができるのか、未来史の目線で記したいと思います。


【最新ニュース 2019年10月8日】


今日8日(火)3時現在、台風19号(ハギビス)は大型で猛烈な勢力となっています。この後も発達し、900hPaに達する見込みです。
今週末の三連休には日本列島に直撃し、激しい暴風雨や高波、高潮などに警戒が必要です。
交通機関やインフラ設備への大きな影響も懸念されます。

画像1

画像2

【未来史予測】
100年後の未来において、2つの分岐候補を考察してみます。(1)と(2)とがまざった(3)という「重なり」候補にします。

(1)ますます #温暖化  がすすみ、台風やハリケーンの勢力が拡大。対応策として「まず避難」。甚大な被害が出て、それらを復興する術が進化してゆく。なるべく災害を減らす考えや対応策もあるけれども、やはり被害はなくならない。原子力空母クラスの #病院船  10隻以上で大量の避難民を安全な海域に逃す方法。

(2)台風回避への直接的なテクノロジーが実践される。台風が発生しても日本列島には直撃せず、ずらす技術ができる。従来唱えられた台風へのミサイル発射は地球も破壊するために使用できない。ただし、そのためには多くの費用と準備が必要となり、100%成功するとは限らない。台風(熱帯低気圧、最大風速が約17.2m/s(34ノット、風力8)以上にまで発達したものを指す呼称)ゆえ、周囲のほかの高気圧の影響をうける。それら気圧配置を科学で左右されるかどうか。

【台風被害の現在】
現在、経験した台風のおもな被害は、
#暴風 #大規模な停電 #高潮による冠水 #交通機関の麻痺 #断水 #流木・倒木 #地域の孤立
など、長時間かつ広範囲に及んだ。
いまから50年前の #伊勢湾台風  のように、約5000名の命が失われた。近年は被害者数は減ったものの、それでも多くの犠牲がある。

【台風とは】
 台風がなぜこのように猛烈な勢力で直撃するのか、その理由は様々あれども、まず「温暖化」で、海水温が高くなった日本の身近なところで台風発生していることが挙げられるだろう。地球の温暖化については、また議論が必要なのでそちらに譲るとしても、なんらかの対策が必要であろう。
 「地球規模の危機」をほかに考えた場合、太陽の異常(太陽風や黒点など)や巨大隕石の衝突など、宇宙からの災害が考えられた。現実は、地球内活動の災害がもっとも数が多く、地震・津波、火山活動、台風(ハリケーン)に遭遇している。
 理想の施策は「災害を発生させないこと」であるけれども、それは地球の自然な活動を停止させることである。たとえであるが、地球は一つの生命体である。暗く寂しい宇宙空間のなかで、厚い大気につつまれた地球内で完結している。ある地域で豪雨になれば、ある地域では干ばつとなる。プレートが動くことで「地震」は生まれるが大陸も移動している。やはり「台風を完全に無くす」ことよりも「台風を弱めるテクノロジー」が必要であろう。

 子どもからの疑問がある。「台風のとき、なぜ河川の魚は海まで流されないのか」「台風や津波のとき、海の魚や海獣類は海岸に打ち上げられないのか」という点である。河川や海に先住する生物にとって、台風やその被害を予知して、対応できる能力がある。種は保存されてゆく。

つづく

※台風18号ではなく、 #台風19号  でした。次作もふくめて訂正しておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?