未来文明史論2019(2)令和30年


『「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を傳へるものではない。唯わたしの思想の變化を時々窺はせるのに過ぎぬものである。一本の草よりも一すぢの蔓草(つるくさ)、――しかもその蔓草は幾すぢも蔓を伸ばしてゐるかも知れない。』(芥川龍之介「侏儒の言葉」の序)


 元号が、平成から令和になった。筆者は、昭和から平成へ変わった時代の雰囲気を知っている。子どものころの記憶とはいえ、テレビやイベントなど、さまざまなものが自粛されて、異様な雰囲気だった。

 「令和」という年間はどのような年になるだろうか。明治45年(~1912)、大正15年(~1926)、昭和64年(~1989)、平成31年(~2019)とあった。令和は「約30年間」を1区切りとして、未来史を予測したい。

(1)戦争が起きる、大小を問わず。
←アジアか中東問題が発端になるかどうか、日本がどのように巻き込まれるかどうか。第一次・二次世界大戦とは違う局面だと予測される。

(2)ニッポンが国内外の問題を通じて、外交問題が活性化する。
←「内憂外患」といわれる。上皇両陛下は「戦争の慰霊」をしてくださった。天皇皇后両陛下は、堪能な言語力や外交等、進展するだろう。

(3)国内政治の変化。消費税の増税後(将来10%以上になる)、東京オリンピック・パラリンピック2020後に、不景気が訪れる。
←経済問題、いま勉強中。

(4)宇宙への開拓が本格的にはじまる。
←世界の人口は約70億以上になる。月・火星・小惑星などを対象として。連合国による宇宙軍の創設、民間ロケット開発と投資、宇宙デブリ問題。

(5)日本や海外で、地球をこえて宇宙規模の大規模な自然災害が起きる。
←山火事・台風(ハリケーン)・地震や火山活動、隕石や太陽風など。温暖化なのか、それとも氷河期になるのか。

(6)ドローンや人工知能(AI)がさらに進化、生活水準がさらにデジタル化してゆく。
←より身近な家電や車、公共交通に導入。電子マネーや電子バンクとそのハッキングのいたちごっこ過激化。

(7)日本の教育制度が大きく変わる。
←センター試験が廃止、代用の新テスト導入。少子高齢化で大学の数が少なくなり、企業や研究の基盤の問題がさらに悪化する。

以上、仔細について、それぞれ項目ごとに執筆したい。(令和元年5月30日加筆)

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