入院を経て~病や障がいと寄り添うこと~


おばんです。本日で「はじめての入院」に関する連作はひとまず終了です。
▼入院中に「なぜ辛い経験を書き続けたいのか」


2019年4月11日、桜が開花後に「寒気」で大雪となりました。それでも桜は咲き続けて、4月16日現在ほぼ満開になりました。
自分も桜のように、どんな困難にも耐えて、きれいな花を咲かしたいです。「人生、終わり良ければすべて良し」

・入院すると、自分のことしか考えられなくなりました。
・不安とは「これから何が起きるか分からず、自分の気持ちが定まらず、余計なことを考えるときに発生する」と悟りました。
・要は、"過去を悔やまず、未来を不安がらず、いま・ここでちゃんとやっている"ということです。入院していても「人間の尊厳と自信を失わないこと」なのです。

・以前からの悩みですが、思うように「原稿」が書けず、苦悩していました。読書や取材などインプットは出来ても、アウトプットできない日々が約2年間続きました。
・今年度に入り「アウトプットの時代」が始まりました。

・「書く」と、頭の中が空っぽになります。水を含んだ「スポンジ」のごとく、いちど全てを絞りだせば、また知識は吸収できますね。
・わたしの体調は、読書量と原稿量とに多く関係ありまして「読書メーター」という超・有能アプリで、診断できます。これは、現在の読書家にはおすすめのデータベースです。

・好きな小説家、吉村昭さん。『冬の鷹』を読んでいます。
・好きな学者、日本政治思想史研究の丸山眞男さん。『丸山眞男集』『丸山眞男講義録』を読み進めています。

・気になっていること、それは《問題解決力とは?》という点です。
※G・ポリア『いかにして問題を解くか』より

問題と理解
  ↓
解を出すための計画
  ↓
実行
  ↓
振り返り

以上です。書きたいことはたくさんあるのですが、また日を改めて。
今後は「論説」のように、主張する文章を書きたいと思っています。


▼みなさんへ。
普段から健康に気を付けて、なるべく「入院」はしないでください。
入院で命はとりとめたものの、なにか「大切なもの」を失いました。それがわからず、今もなおリハビリ中です。障がいが残り、「できないこと」よりも「できること」を見つけて、新しい生き方を見つけようとしています。
おかしいと思ったらすぐに病院へ。精密検査も含めて、気になることや心配になることを、医師など専門家にドシドシと聞いてくださいね。
検査データには表示できない、あなたしか分からない、体調の悲鳴を聞き逃さずに。


▼今日の名言「登山の目標は山頂と決まっている。 しかし、人生の面白さはその山頂にはなく、かえって逆境の、山の中腹にある。」(吉川英治)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?