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三絃奮闘記(お稽古関係)

noteを始めるときに、どんなことを書くか考えていました。

「あなたの創作」
「あなたの作品」

なんて文字を見て、作品的なものでないとと勘違いしていました。

そんな風に書いてきたつもりですが、最近他の方を見ると、どんなものでもアリなんだなと感じます。

つぶやき、日記、タメになる話、自分の考え方など。
今まで、エピソード関係と、子供の勉強関係の二本立てでしたが、お稽古関係についても書いていこうと思います。
面白くはないかもですが・・・

★三絃(さんげん)について
いわゆる三味線です。
三味線にも色々あって、津軽、民謡、長唄、端唄など。
楽器も、竿の太さ、コマなど、微妙に違います。
私がやっているのは、地唄。
地唄の三味線を三絃と呼ぶのです。

日本舞踊のBGMを想像して頂ければOK。
地味ーーなジャンルです。

一般的に箏(こと)や尺八と合奏することが多いです。
唄も歌います。これがなかなか難しい。

箏もそうなのですが、現代曲は聞いている人がステキと思う感じで弾くのは有りです。
でも古典は、伝統芸能なので、ものすごい細かい指摘が入ります。

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楽譜はこんな感じですが、お稽古では楽譜に書かれていない微妙なニュアンスも教えてもらいます。
ピンクの印はなかなかできないところ。
出来たら外しますが、ずっとついたままです。
師匠の言われたことを急いでメモるので汚い字です(笑)

12分位の曲ですが1年習い続けて、完成しないまま一旦終わり、また掘り返してやっています。

私はまだひよっこですが、超有名な先生でも演奏会で満足いくことはないという世界。
以前、超有名な先生に演奏会の下合わせを見て頂いたのですが、

「大丈夫よ。1000回弾いてみたらちょっとは良くなるわよ」

と言われました。

そういう世界です。
終わることのないお稽古事です。

写真の楽譜は「楫枕」
7月の発表会で出しました。
次の11月の発表会で出すのに、やるのは「夕顔」です。

ちなみに箏も琴とは実は違います。またその辺りは別の機会に。

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