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見たよ、「あたし・マスト」の愛依。

どうも、かめちゃんと申します🐢

今回は和泉愛依さんのpSSR「あたし・マスト」についてです。いわゆる振り返り的な?

この記事を書き始めたのは、実装初日のこと。そこから今日に至るまでいろんなコミュを見返したりしてるうちに、のなめさんが素敵な記事をあげて下さってました。
特に今回のコミュニティ至る前日譚というか、流れを丁寧にまとめてくださっていたので、ぜひご一読ください。

僕はコミュを読むことが苦手です。素晴らしいコンテンツであれ、一つのことに集中してリソースを割くことが苦手なのです。これから書いていくことは、非常にかいつまんだ情報と、それでも有り余る愛情からのものです。
例えば、他コミュの◯◯が抜けてる、なんてことはザラですので、その点ご留意ください。

あと当然ながら、以後、様々なコミュのネタバレが含まれます、ご承知おきのほど。


本編

1.うちの、やりたいこと

今回、愛依がソロでイベントにオファーされることからお話が始まります。

ストレイライトの中では、感謝祭コミュで見えたように芹沢あさひがひと足先に売れ、
黛冬優子はこちら側の世界への侵食も凄まじいほどに追随しているように感じます。

感謝祭

愛依はというと。
2人の実力にただ感激して、"着いていかなきゃ"となっていたところから、様々なコミュを経て、アイドルとして"負けたくない"という思いが芽生えていきます。そして、舞台を重ねる中で、さまざまに気づき、信念を見つけるなど、着実に愛依は成長していきました。

ただ、その想いだけで頂点に立てるほど甘くない世界でもありました。

VS.では冬優子と直接対決をして、悔しい思いをする事になります。

でも、愛依は諦めません。転んでも立ち上がろうとする愛依の成長を我々は目撃してきた訳です。この辺りの流れは先ののなめさんの記事がすごく丁寧にまとめてくださっているので、そちらをご覧ください。

「何度転んだって」より

そんな中での今回のコミュ。
ソロで和泉愛依としてパフォーマンスをするこの舞台に、愛依はとある友人を呼びたいと言いました。

さなぴーです。

愛依は。あれから、様々な経験を通して、「あたし」を作り上げてきた自負と、アイドルとしての信念ができ、"こうありたい"という軸ができた。

他人のことにすごく気がつくけど、自分のことはどこか自信を持ちきれなかった愛依自身が、その成長を実感してきていました。
今回がその時なのではないか、という想いを抱いたわけですね。

2.うちが、見てほしいもの

愛依はさなぴーをライブに誘います。さなぴーは、愛依の癖を把握しているので、何かあるなと察知していました。こういうの、ありますよね。

このことからもわかるように、さなぴーは、愛依の素敵なところを沢山知っている友達の1人です。だからこそ、最初は「あたし」に対して、肯定的な気持ちで応援できないという想いを、シャニPに投げかけたわけですね。

「メイ・ビー」より

さなぴーは、アイドルになる前から、愛依の良き友人として、おそらく率直に素敵なところを見てきた1人なのだと思います。
すごく、愛依のことが大好きな女の子。

STEP

だからこそ、葛藤した。
「メイ・ビー」の最後、愛依はさなぴーとの会話を我々に教えてくれます。曰く、愛依の言うことだから、と信じてくれたと。これからの愛依を見て本当にそれでいいのか確かめる、とも。
以降、彼女は陰ながら愛依の活躍を、様々な想いを抱きながらも見守る存在であったわけです。

GRAD

さなぴーはずっと愛依のことを見ていたのだと、そう思います。愛依のひたむきさを見て、それが本気なんだと、気づかないわけがないのです。
だからこそ怖かった。愛依のことが大好きなのに、それを否定してしまうかもしれない自分。アンビバレントな気持ちで、アイドルの愛依を直視することが怖かったのだと思います。

結局、その場ではさなぴーのOKをもらうことはできませんでした。
それでも、愛依は諦めないことを誓うのでした。

3.あたしの、やるべきこと

愛依が出した結論は、それでもやっぱり見てほしい、でした。

だからこそ、愛依のこのライブへの想いは、尋常ではなかったと思います。Pが止めようとするほどの練習も、今回ばかりはと言って強行します。全てをぶつける、その一心で。

当日。ステージに立つ愛依。歌う楽曲は、「Going my way」。

その少し前。
Pはさなぴーの姿を見かけます。愛依の努力を彼女に届けたい気持ちを抑えて、さなぴーの背中を押すことだけ。あとは愛依が届けると信じて。

4.うちに、できたこと

ライブが終わり、愛依は渾身のパフォーマンスを披露しました。
ほどなくして。愛依はさなぴーから感想を聞くことになりました。

さなぴーの言葉は、愛依にとってすごく喜ばしいことだったのではないかと思います。
自分の諦めたくない想いと、友達を守りたいという想い。そのどちらもを捨てることなく、これからも、さなぴーと友達でいられる言葉だったから。

愛依のこの言葉は、非常に胸にくるものがありました。前のパートでも

友達ひとり守れないアイドルじゃ、夢を叶えたい!なんて、言う資格ないっしょ!

というセリフがありますが、元を辿れば、さなぴーに最初想いをぶつけられた「メイ・ビー」で抱いたものでした。その時からの想いが、回収された瞬間だったんですね。

「メイ・ビー」より

愛依の想いが叶ったこと、そしてPとしてその姿を見届けられたことで心がいっぱいでした。

5.???

TRUE END。詳細は伏せます。
愛依のステージを受けての、さなぴーの思い。


一連を概観して、今回のコミュは、主に「メイ・ビー」から始まる、愛依とさなぴーと、そしてPの物語の一つの帰着点だったと思います。

だからこそ、今回のコミュではある種、ミーム的に使われるほど衝撃を残したセリフを感じさせる言葉が登場しました。
そして今回は愛依がそれにしっかりと応えることができる姿を見ることができました。

愛依の長所を挙げるときに、おそらく皆が口を揃えて言うのは人柄。空中分解しそうなストレイライトを繋ぎ止め、誰にでも優しい愛依。

余談ですが、STEPで登場した同級生には、ギャルっぽい子がいたりしました。
一方、さなぴーは若干テンションとしては穏やか目で、グループ単位では登場していません。あくまで、個人として深い仲であることがうかがえます。勝手な印象を付け加えるとすると、客観的にはスクールカーストの層が違う2人であるようにも映ります。そういうのがあったとしてと、決して情けとかではなく、心から"友達"として大事なんだろうなと感じさせるのが愛依です。
こうしたところにも愛依の人柄が映るような気がします。


で、その人柄(うち)に加えて、アイドル(あたし)としての軸が確固たるものとなっていった中での今回のコミュ。これまで過程があったからこその読後感だったように思います。

この言葉に初めて触れたとき、本当に涙が止まらなくなったのです。
今回のコミュだけではなく、これまでに触れてきたから余計にそうなったのかもしれません。

異論はあると思うのですが、敢えて言うなれば。
僕はストレイライトは和泉愛依の物語であると感じています。これは僕が愛依担当だからそう感じるのだと思います。

天才的なあさひと、分析的で的確な冬優子。ある種その影に隠れた愛依が譲れない意地を見つけて、歩んでいく道の物語だと。

これは決して、他の2人を脇役だと言いたいわけではなく、愛依に注目をして各コミュを見返してもらうことでここに至る感情がまた違ってくるのかもしれないなと感じたということなのです。
他担当の皆さんにも彼女のこれまでと、これからを見てほしいです。



最後に。
4月2日、ストレイライトの新シナリオが始まることが告知されました。
予告を見たときに、また何かが変わるであろうことが匂わされていますね。

今回の物語を経て、愛依が、ストレイライトがどのような道を歩んでいくのか。
今後とも行末まで見守りたいと思います。

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