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KDP登録でいきなりぶつかった壁 

KDP、それはAmazonで電子書籍を出版するためのサービス。正式名称は、Kindle Direct Publishing と言い、誰でも自分で無料で本を出版できるもの。今や世界一大きな出版社とも言えます。

私は実は、9年前に人生初の出版をしています。その時は、あるお大手新聞社系の出版会社の編集長さんより直接オファーをいただき、右も左もわからぬまま書いたものでした。

あれから9年、トレーナーとしても、人間としても大きく成長し、今このタイミングで伝えたいことを今一度、本にして世に出したい!そう思いました。

そして、1冊の本を書き上げました。もうすぐAmazon上で販売開始いたしますので、準備が整いましたら改めてご報告させていただきます。ただ、そのためにはやらねばならぬことがあります。それが「KDP登録」というもの。

9年前は私はただ本を書くだけでよかたのです。その他の出版に至るまでのあらゆることは、出版社がやってくれました。しかし、Kindle本(Amazonで出版される電子書籍)を出すためには、出版にまつわるすべてのことを自分でやらねばなりません。

決して作業自体は難しいものではなく、Amazonが用意してくれている登録画面に従って進めればよいだけです。しかし、私はいきなり大きな壁にぶつかって、何時間も登録にかかってしまったのです。

今日はそれについて書いておきたいと思います。今後も、私と同じ壁にぶつかりKDP登録が進まず、困り果てる人がいるのではないかと思います。そんな人の少しでも力になれればと思います。

解決策がほとんど見つからない

誰もがここでぶつかるものではないのかも知れません。それすらわからないのですが、私がぶつかった壁は自分で乗り越えようと、解決策を検索してもなかなか見つからず、困り果てました。

それが何かというと、KDP登録の最初の入力は個人情報になります。いくつかの基本情報を入れた後、印税を受け取る銀行口座の情報を入力します。問題はそこで発生しました。

ちょっと面倒くさい「銀行口座の名義人名は半角カタカナ入力」というところをクリアし、最後に登録ボタンを押しました。そうしたらこんな画面が表示されました。

何だか読んでもよくわからない文章ですが、私が登録した銀行口座では支払いを受け取れないから、別の銀行口座を追加登録するように促されていると解釈しました。

そこですぐ右下にある”銀行口座の追加”ボタンを押し、また同じ銀行口座登録画面で別の口座を入力しました。そうしたところ、また同じメッセージが表示され、登録が進まないのです。上の画像はその時のもの。銀行口座が2つ表示されています。

この手の日本語は、翻訳されたものなので余計にわかりにくいのだと思いますが、それにしても何がいけないのか私にはまるで理解できませんでした。

そこからが苦悩する時間。なんとか解決策はないかと検索しても、なかなか答えが見つからず、ようやく私と同じ壁にぶつかった人がKDPフォーラムという場で質問しているのを見つけました。

そして、どなたかがそれに答えていらっしゃいました。正直、なかなかわかりにくい文章だったのですが(ごめんなさい)最終的にはそれを突破口に何とかクリアすることが出来ました。

日本のお役所並みにわかりにくいサイト設計

私が見つけたそのKDPフォーラムというQ&Aのページリンクをここに貼ったら、なぜかうまく表示されないので回答者の方のコメントをスクショして貼りますね。

KDPフォーラムより

書かれたご本人もわかりづらいかもとおっしゃています(笑)ズバリ、何をすればいいかだけ言うとコレです!

①銀行口座の追加ボタンを押す
②銀行口座名を入れるボックスに入力せず、その右横にうっすら青い文字で書かれた「銀行口座がありません」というところをクリックする

これだけでした。あとで気づいたら、私もカリカリしていて、ここのところのスクショを1枚も残しておらずお店できないのですが、上記①と②をしたら以下のような画面になりました。

警告メッセージが消え、緑色の✅マークとともに支払いを受け取れる設定になっていますとの文字を見た時の安堵感は半端なかったです(笑)

それにしても、「銀行口座がありません」という文字がまるで目に入らないのです。仮に、目に入ったとしても押しますか?銀行口座を追加するボックスで「銀行口座がありません」っていう文字をクリックする意味がわかりません。

久しぶりに、サイト設計者出て来ーい!って、叫びたくなりました。

アマゾンは世界的企業だということ

結局、これは何だったのかというと、こういうことらしでいです。

Amazon. com. brとAmazon. com. mxは、日本の銀行への直接振り込み(EFT)に対応しておらず、日本以外にある銀行を登録するか、支払方法に小切手を選択する必要があるとのこと。

日本以外に銀行口座を持っていないなら、「銀行口座がありません」をクリック白ということらしく、そうすることで日本の銀行口座へのEFTの支払いができない上記の2つの国のマーケットプレイスの支払い方法に小切手が選択されるようなのです。

この2つの国、おそらく文字から察するにブラジルとメキシコでしょうか?素直に思いました。いやいや、私の本をブラジルやメキシコで読む人そうそういないですけど…って(笑)だから、関係ないし…

でも、わかりませんよね?万に一つの可能性がないわけじゃない。でも、やっぱり可能性は極めて低いかなぁ。

ただ、それは日本人しか対象としていない私の観念であって、Amazon側からすれば顧客は世界中の人なんですね。改めて世界的巨大企業なんだなぁと思います。

そんな企業が用意してくれているKDPという場のありがたさに感謝の気持ちが湧いてきます。こんな小さな国の一個人が書いた本が世界中の人に読んでもらえる可能性を提供してくれているわけです。これって改めてすごいことだなぁと思います。

なかなか苦悶の時間を過ごしましたが、最終的にはアマゾン様さまです。私の書いた本がアマゾンを通して、たくさんの方の手に取ってもらえることを願っています。

正式に販売開始になりましたら、またお知らせさせていただきます。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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