悲劇のヒロイン

こんばんは。仮名です。
日用品の買い物してたら、いつまでも買ってなかったものもついでに…とポイポイとカゴに入れてレジに行ったら一万超えててビビりました。
実家を離れるって怖いですね。

さて。本日はイベントの情報も交えながらの更新です。
デザインフェスタというイベントに出るのですが、そちらでこの言葉を使ったグッズ販売を致します。

涙が出るほどの言葉をぶつけられた経験はありますか?
例えば「死ね」とか「役立たず」といった悲しい言葉。
「生きててありがとう」「愛してる」といった嬉しい言葉。
私はどちらも経験がありますが、こう言った言葉の裏側に、どんな意図が隠されているのだろうと考えてみたことがあります。

昔の仕事先で失敗して理不尽に怒られた時、悔しくて感情をコントロールすることすらできなくなってしまって涙が出てしまったことがあります。
そんな時ぶつけられたのは
「悲劇のヒロインぶって」
という言葉でした。
この言葉は小学生の頃からよく言われていた言葉でした。
不快極まりない、残忍すぎる言葉です。

無自覚にそう振舞って不快にさせていたのなら、私も考え直さなければならなかったかもしれないけど、全くもってそんなことを考えたことは無かったのです。
つまり、理不尽にぶつけられたヘイトを一身に受けたのです。
そういう時、相手はどう考えてそんな言葉を放ったのかと考えても、理解には至りませんでした。
なぜなら小学生の頃に言ってきた人も、仕事先の人も、そんなに興味もなければ好きでもなかったからです。

つまるところ、小学生の頃のまだきちんと言葉の重みを理解していないのなら話は別です。
私が気にしなければいいのですから。
でも、モノの分別のつく大人が、そんな言葉をよく軽々しく言えるなと心底驚いたのです。
理解できないし、したくもありませんでした。
だから、傷付ける言葉を言うその人の意図を感じ取ろうともしなくなりました。

そんな事があって、同じイベントに合同出店することになった
デザイナーのかねこあみちゃんとの打ち合わせ時に、言葉をくださいとのことで
「悲劇のヒロインで何が悪い」
と提案し、上記の画像となりました。

デザイナーってすげぇなぁ…と思いました。
めっちゃ格好よくないですか?これ。
私もう、テンションぶち上がりすぎてLINE荒らしてしまいました。
この場をお借りしてあみちゃんには謝罪及び謝辞を。

私の大嫌いな言葉を、逆の意味にして提案した言葉が
素晴らしい作品となって世に出ていく。
こんないいことって、クリエイターだからこそできるんですよね。
クリエイターって、いいなぁ…
こういうことが積み重なるクリエイターという職に、私は一生を費やしていきたいなと切に思いました。

ここからはイベントの宣伝を。
こちらのグッズ販売をするイベントは
5月12日、13日に行われる、
デザイン・フェスタにて頒布予定です。
東京でのイベントですので、遠方にはなってしまいますが是非是非ブースにてお待ちしております。
(デザフェス終了、帰阪後に通販も(一応)予定はしておりますが、再販の目処は今のところ何も話していないので、是非現物をお手に取ってお買い求めすることを強くオススメ致します。)

そろそろ温まってきました。
花粉のおかげで鼻水とくしゃみが止まりません。驚き。
では。

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