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寝ている間に歯ぎしりをすると・・・・

寝ている時に歯ぎしりをしていると周りに言われたことがある方も多いのではないかと思います。

その歯ぎしりも健康被害を及ぼします。

・歯ぎしりの原因

歯ぎしりの原因は「噛み合わせの悪さ」と「ストレス過多」です。噛み合わせは生まれつきですね。僕も噛み合わせものすごく悪いです。歯の治療後など噛み合わせが変化することもあるので、歯科医に相談するのが良いでしょう。

ストレスに関しては、精神的疲労が重なると歯ぎしりが多くなるので、積極的に気分転換をしてストレス解消しましょう。

・歯ぎしりによる二次被害「顎関節症」

歯ぎしりによる二次障害のなかでも、最近増えているのが「顎(がく)関節症」です。これは、口を開けようとするとあごの関節がカクンカクンとなって痛みがあったり、あごの筋肉がこわばったりして、口が開けにくくなるものです。悪化すると、ほんの少し口を開けても痛みがあって、食事ができなくなることもあります。
顎関節症の予備軍は多いのですが、ほとんどの人は自覚していません。一つの目安として、指3本(人さし指、中指、薬指)をそろえ、縦にして口に入れてみてください。入らない場合や、痛みで口を開けにくい場合には、要注意です。顎関節症の原因には、歯ぎしりや片噛み(食事のときに左右いずれかの歯ばかりで噛む)、噛み合わせの悪さ、あごの骨の弱さなどがあります。中でも一番の原因が歯ぎしりですが、とくに影響が大きいのは歯の噛みしめです。
通常、私たちの上下の歯は、リラックスしているときにはほとんどくっついていません。ところが緊張すると、上下の歯を無意識にくっつけ、噛みしめることがあります。実は、パソコンや打ち合わせなどの軽作業でも、緊張から少し歯を噛みしめていることが多いのです。睡眠中の強い噛みしめだけでなく、軽い噛みしめも長時間になるとあごに大きな負担がかかります。パソコンやゲームなどの普及も、顎関節症が増えている一因と考えられています。昼間でも歯の噛みしめに気付いたら、意識的に軽く口を開けるなどして、あごの緊張をゆるめるようにしましょう。一方、歯ぎしりは、睡眠時無呼吸症候群と関連があることも指摘されています。この病気は、睡眠中に一時的に呼吸が止まるもので、心筋梗塞など突然死の一因とされています。以前から、大いびきと睡眠時無呼吸症候群との関連が指摘されていましたが、実は歯ぎしりのあとに無呼吸状態になるケースが多くみられます。明確な因果関係はまだわかっていませんが、歯ぎしりがひどい場合には、睡眠時無呼吸症候群を起こしていないか、検査してもらうといいです。

・予防法

1. 寝る前に腹式呼吸などをしてリラックスする
2. マウスピース着用(スプリント療法)
3. 自己暗示法(「歯ぎしりをしたら目を覚ます」という自己暗示を寝る前にする)

・まとめ

歯ぎしりは自分でなかなか気づきません。今まで団体生活をしたことある人や友人の家に泊まりに行ったりするのが多い人は指摘を受けたことがあるかもしれませんが、そういった経験が少ない方で顎や首の辛さでお悩みの方は、一度スマホで夜中に動画を撮ってみたり、医師に相談することをお勧めします。


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