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玄米がなぜ身体に良いのか

玄米は身体に良い。

巷ではそういった噂が流れているが、詳しい理由を知る人はあまりいないのではないかと思う。僕も実際そうでした。

なので調べてみました。

・白米と玄米の違い

玄米とは稲の籾殻(外皮)を除去しただけの精米されていないお米のことを指します。玄米を精米し、糠と胚芽を取り除いて胚乳だけにしたものを白米、糠と胚芽と胚乳全てが残っているものを玄米と言います。

・なぜ玄米が良いのか?

玄米の栄養効果をまとめるとこのようになります。

・脚気予防
・動脈硬化予防
・生活習慣病予防
・アンチエイジング
・腸内環境正常化、便秘改善

玄米の胚芽部分には白米にはない多量のビタミンB1、ビタミンEが含まれています。ビタミンB1は脚気の予防改善効果があり、ビタミンEは抗酸化作用があるためアンチエイジング効果があります。また、糠にはリノール酸というオメガ6系脂肪酸が含まれていて、これを摂取するとコレステロール値が下がり心臓病の予防につながるのと、血行が良くなるので動脈硬化の予防になります。

実際玄米と白米はカロリーは変わらないのですが、玄米は白米に比べて糖質が少なく、固いので噛む回数が増えるというのと、血糖値の上昇も緩やかなので腹持ちが良いです。そして食物繊維を豊富に含むため無理なくダイエットができます。

・ただ食べ方を間違えると、、、

玄米に含まれるフィチン酸という栄養素は体内の亜鉛やカルシウム、鉄分などのミネラルと結合し、尿などと一緒に体外へ排出するので、玄米を食べるときはミネラルの多い海藻類や野菜を一緒に取ることが必要です。またよく噛んで食べないと胃腸の粘膜を傷つける恐れもあります。要は「玄米だけたくさん食べる」というのは良くないんです。

玄米を正しく食べて、健康な食生活を心がけましょう。

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