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添加物大国 日本

今日は出張のお客様とこの話になって盛り上がったので、しっかり調べてシェアしようと思います。

その話題というのが「食品添加物のお話」。

日本は「食品添加物大国」で海外への食品の輸出もなかなか行えない理由がここにあります。

確かに日常で冷凍食品とかスーパー、コンビニのお惣菜で時短をするのはまったくもって僕は否定しません。だって時間が限られているのだから効率化できるところは効率化するべきだと僕は思います。

ただ、これもその中で頭の片隅に入れておいて欲しい内容です。

・日本と海外の食品添加物の許可数の比較

①日本   約1500品目
②アメリカ   133品目
③ドイツ     64品目
④フランス    32品目

この数字を見ても日本がぶっちぎりで1位だということがわかります。アメリカの肥満の問題もよく耳にしますが、そんなことを言ってらんないくらい日本人は添加物を食べているという現状です。

しかも日本の厚生労働省が許可する添加物の数は年々増えています。中には海外では禁止されていて日本だけしか許可されていないものもあります。

もちろん食品添加物の出現で「安くて便利」「簡単」「見た目が綺麗」「長持ち」「美味しい」といったメリットも生まれましたが、アレルギーや病気にかかる人の数も増えています。アレルギーは国民の2〜3人に1人、ガンは2人に1人がかかり、3人に1人がガン亡くなると言われています。結果として医療費が毎年増加しています。(年間42兆円、国民一人当たり33万円)

ちなみに添加物の歴史については、50万年前に原人によって「燻製」の技術が生まれていてかなり古いみたいです。紀元前5000年には「塩蔵」、紀元前3000年には「発酵」や「にがり」を使って豆腐を作る技術も生まれていたみたいです。日本にも弥生・古墳時代には「塩蔵」の技術が伝わっていました。

・海外の方が添加物に関してはかなり厳重

海外は日本よりも添加物に関する基準が厳しく、特に欧米が厳しいです。なぜ海外はそのようになったのでしょうか??

☆キリスト教の相互扶助の精神
☆豊かな土壌があった
☆有機農業の農家に補助金を出す制度がある
☆過去に大量生産によって危険な食品が拡大して国の意識が変わった

日本も過去に食中毒や4大公害病で水や食品で多くの人が犠牲になりました。そこから安心安全に対する意識が強すぎるがために大量の添加物を使ってしまうというのはあるかもしれないですね!!また、オーガニックについて調べていると日本は「農薬大国」とも言われています。日本は海外に比べ耕作地は小さく、消費量より生産量が劣っているため確実に作物を収穫するためにそういった流れになってしまったと考えられます。

・その中でもやばいのが「トランス脂肪酸」

トランス脂肪酸は人体への危険性を考慮して海外では禁止されている国が多いです。しかし、日本ではマーガリンや菓子パン、アイスクリームなどに含まれていますが、人工的に作られるトランス脂肪酸を摂取すると悪玉コレステロールが増加し、動脈が詰まりやすくなります。同時に善玉コレステロールを減少させますから、余分なコレステロールを肝臓に戻して体の外に排出する機能が低下します。そうすると脂質異常症になります。脂質異常症は初期段階だと特に自覚症状がありませんが、放って置くと動脈硬化や脳卒中、心臓病など命に関わる病気を引き起こす可能性が高くなります。

なので世界保健機構(WHO)は2023年までに世界中のすべての食べ物から人口のトランス脂肪線を取り除くということを唱えているみたいです。これが実現したらコンビニのパンの棚やアイスクリームがすっからかんになっちゃいそうですね笑
あとは日本のアイスやお菓子が海外になかなか輸出できないっていうのはこういった理由からです。

・どのように食品添加物に向き合うか?

日頃の意識を変えることをお勧めします。

☆原材料を確認する
☆「無添加」や「有機栽培」の記載があるものを選ぶ
☆コンビニは極力使わないようにする
☆加工食品は避ける   など。

完全になくすということは日々の生活的にも経済的にも難しい方が多いと思うので、可能な範囲で健康に気を使った食事を心がけましょう!!

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