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おちもりさんの好きな漫才3選+α

タグを見つけたので、前から書きたいと思っていた記事を書きます。

好きな芸人さん、ハマった芸人さん数多いらっしゃるのですが、素直に胸を張って「漫才が好きだから好き」と言えるのはおちもりさんだけだったりします。

ということで特に好きな漫才と、ぜひ見て頂きたい漫才についての話を書きたいと思います。

①「バー」

※動画がない為、同じフォーマットの漫才となります。

人生で初めて見たおちもりさんの漫才です。見るからに陽キャの関西人(越智さん)を、見るからに暗そうなメガネさん(森さん)が論破してメッタ刺しにしていく光景に衝撃を受けた事を鮮明に覚えています。以下2018年の私が書いた文章から感想を引用します。

行きつけのバーを作りたい陰キャなボケに対し引き留めようとするツッコミの漫才ですが、陽キャを陰キャが論破していくスタイルがもう、、わかりみが強かったです。陰キャはみんな森さんに共感出来ると思います。

今読むと少し解釈間違えてるようにも感じますが、大体こんな感じのネタです。私の中に「森佳樹というボケ」が強烈なインパクトを残した、そんな漫才です。2019年4月にNHK第一で放送されたラジオ「NEXT名人寄席」でまた聞けたとき嬉しかったな。ちなみにこのラジオは私がおちもりさんにハマる前に、何故か絶対リアタイしなきゃ!と思い朝10時に聞いて録音までしてた番組です。ありがとう当時の私。

②「プラネタリウム」

※これも動画が無いので、同じフォーマットのM-12019・3回戦でやった漫才です。

おちもりさんのライブに通うようになった2019年夏頃、『エモ漫才』と呼ばれるフォーマットの漫才をメインにされていました。その中でも一番好きなのが「プラネタリウム」です。エモ漫才の中で唯一、友情がテーマとして描かれているのが「プラネタリウム」だと考えています。漫才内でのボルテージの上がり方もエモい台詞も本当に最高です。「プラネタリウム」を見た帰り道、余韻で新宿駅周辺の暗闇がエモい空気で包まれてしまったぐらい好きです。

そんなエモストーリーが本当に魅力的なのは勿論なのですがもう一点好きなポイントがあります。見る度にネタがブラッシュアップされ、ネタが成長し続けているのを顕著に感じられる点にもエモーショナルを感じて好きなんです。先月も1年以上ぶりぐらいにプラネタリウムを見ました。今のテイストも交えてリメイクされていました。ライブ用のメモ帳を引っ張り出すと「プラネタリウム」の進化の過程が随時記されています。見なくても記憶に残っているのですが。好きだったけどもう多分無くなったのであろうあの下りで舞台上に倒れる越智さんの姿、劇場の照明、エモい空気。思いだして懐かしくなります。そんな、漫才を見るだけで昔の思い出にも浸れるようなエモーショナル漫才が私にとっての「プラネタリウム」です。

何言ってるか分からないですね。名作だって事だけ覚えて頂ければ大丈夫です。動画で残ってないのでぜひ劇場へ見に行って欲しいです。

③「桃太郎視点「桃太郎」」

※これは動画あります。笑いすぎて咳き込んでしまった私の声も入ってます。

森さんのいい声での読み聞かせを堪能する時間です。冗談です。
森さんの潜在的根暗から出てくる新たな視点での桃太郎。世界観もワードもすっごく良いです。良いです(語彙力)。結局のところ森さんの暗いボケがツボなんでしょうね。越智さんのワードツッコミもキレキレで最高です。今回挙げている3ネタは好きすぎてつかみの時点でテンションが爆上がりする漫才なのですが、この「桃太郎視点「桃太郎」」に関しては森さんの胸ポケットに紙が入ってるのが見えた時点でうわぁあ!とボルテージがMAXになりました。
おちもりさんの中ではレア目な読みネタなのですが、動画化されてからはずっと聞いていられる漫才だな、と少し見る目が変わったネタでもあります。

+αでぜひ見てもらいたい漫才

・「官能ツッコミ漫才」

定期的に更新している(ことになってる)ラジオ、「ラジオみたいなんやりたいとは思てる」のトーク内で生まれた、官能小説っぽいフレーズでツッコむ「官能ツッコミ」が本当に漫才になってしまったネタ。下ネタ厳禁良い会社な浅井企画なので下ネタもお上品(多分)。ラジオで死ぬほど笑ったものが漫才になったらそりゃあ面白いわけです。

・「スイカ割り」

森さんが力業でボケてくる漫才も笑ってしまうんですよね。特にこの「スイカ割り」のネタが好きです。ついにボケは一言しか発さない時代が来ています(?)。ずっと勢いが止まらない漫才。

・「デートプラン」

追記:M-1公式の動画が公開終了していたので動画を差し替えています。ネタの内容は同じです。

今年のM-12回戦で追加合格を決め、3回戦でも披露した漫才。越智さんはパッションツッコミ(テンション250%なツッコミ)以外も出来るんだと確信した、おちもりさんの漫才の幅がここからさらに広がったようなネタだと感じます。最後の急展開、そして間をいっぱい使っているところが本当に好きなのでぜひ最後まで見て頂きたいです。銀兵衛見るついででもいいので見て下さい。

⑤まとめ

紹介らしい紹介は何一つできていないですが、好きな漫才の話を書きました。おちもりさんを見続けていてずっと飽きることもなく楽しいのは、漫才のスタイルが多様な所です。ここで紹介した漫才も全部それぞれ色が違っているかと思います。スタイルが少しずつ違っていてもどのネタも面白いですし、飄々とボケる森さんに振り回される越智さんが最高です。ここは変わらないです。少しでも多くの方に漫才を見て頂きたいと切に願っているので、是非M-1・3回戦の動画を見て下さい。

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