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『.com』という中心地の片隅で

2019年の11月、ココnoteは“note.com”に移行された。元々のURLは“note.mu”で、これは「モーリシャス」という国のドメインなんだそうな?
一度でも独自ドメインを持とうとした人なら、この辞書にも普通に載っている『note』というワードで(それも.comや.jpなどのメジャーなもので)取得をすることが如何に難しいことか……考えるまでもなく、解る話。その不可能レベルのことをダブルで可能にした辺りにnote運営の本気みたいなものを感じ、前回の記事で書いた『ロング・エックス』クラスの場として使ってゆこうと思ったポイントのひとつかもしれない(ぶっちゃけ、前の.muのままだったら認識も「よくあるブログサービスのひとつ」程度でアカもROM専の為にしか使わなかったかも?w)。

自分は2002年3月に個人サイトを開設し、20年以上経った現在でも継続中! 最初はプロバイダのユーザースペース、その後さまざまな無料スペース、そして独自ドメインへと場は変わり……現在は2019年に取得した“kemodraworks.com”上にて、ほぼすべてのサイトと一部ブログを運営している感じ。
個人的に、一番好きなドメインは日本の.jpで、実際数年前までは“kamenecia.jp”にて諸々やっていましたが。昨今はドメインの料金さえ何度も値上がりしている現状があり、もう少し費用を抑えたいなと考え、その頃に新たに開設した『KemoDra Works』というサイトを中心にする形で新たに.jp以外のものを取ることになりました。
そこで迷ったのがドメインの種類。
正直この.comというのは「在り来り」ってイメージが強く、自分の中では“別に嫌いではないけど、好きでもない”という印象だった。昔と異なり、いまはドメインも数えきれないぐらい存在していて選択肢は沢山ある……しかし、そういったドメインは大抵更新料がめっちゃ高いってケースが殆ど。
そんな時、冒頭に書いたnoteが.comへ移行するというニュースが流れた。

よく独自ドメインは、インターネットに於ける『住所』に譬えられる。要は、そのアドレスが文字通りウェブ上での自分の居る空間となるわけだ。その意味では、やはり.comという場所はネット世界では中心地であることに間違いはないわけで……。
国や地域毎のものとは異なり、世界の誰でも幾つでも取得ができる(実際、国内外を問わず個人名や企業名・サービス名等に.comが付く形のURLは正に地球全体でのスタンダード)。勿論それは.com以外の.netや.orgとかでも同じだが、そこに居る人の数は.comと比べたら遥かに少ない。自分が選んだ“kemodraworks”は“note”といった一般的なワードではないので、最初の空きチェックでは全部のドメインで選択が可能な「足跡のない雪面」のような真っ新な『土地』だった。そこで.netなどの『中心地』以外へ来てしまうと、後で.comが他者に取られた際に自分の方が「.com地区に住めなかったから仕方なく.netに来た」みたいな状態になってしまう。それも何か不本意だよなー。
そんなこんなで、いろいろ考えた結果『住所』が“kemodraworks.com”に決定しました!w

ネット世界の.comエリアには本当、他のエリア(ドメイン)とは桁違いのサイトが存在するので自分のサイトは「そんなウェブ界の大都会に紛れている」というよりかは……同じ東京でも都の東と西では全然違うように「都心からは結構離れた緑いっぱいの場所にいる」みたいなイメージの方が近いかも?w でも実際、自分はリアルでも住むところを選ぶならそういう雰囲気のところだろうなって気がするので強ちズレてはいないのかもしれないですなー。
そんなワタクシのサイトは『.com』という中心地の片隅で、ひっそり営業中ですので是非お気軽にアクセスしてください!

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